コロナ禍の相席ラウンジ。若者たちが新たな「出会い」を求めて毎晩集まる店は連日大盛況!相席のテーブルにカメラが密着です!
イマの若い世代の男女の「出会い」についてです。
コロナ禍でリアルな「出会い」がなかなか難しい状況ですが、
いま、若者たちが新たな「出会い」を求めて毎晩、集まるという、ある場所に密着しました。
ここは名古屋のとある飲食店。
(男性客)「連絡先教えてよ、LINE LINE LINE!」
(男性客)「とりあえず飲も!乾杯!イェーイ!お疲れサマンサー!」
テーブルを囲むのは、20代の男女。みな、この日が初対面です。
(男性客)「ちゃんと、結婚出来る相手を探したいって感じですね」
(男性客)「家にひきこもる1年でした。きょう久々に外出て、いい出会いがあって、来て良かった」
(女性客)「恋したーい!」
毎晩、数百人の男女が出会いを求めて集まる、『相席ラウンジ』にカメラを置きました。
12月上旬。徐々に人が戻りつつある、名古屋・栄。
新型コロナの感染拡大から2年近く。
「出会い」の機会があるのか、若い世代に聞いてみました。
(女性)「なくないですか?出会いなんて」
(男性)「前よりは減りましたね。外に出る機会も少なくなったんで」
(女性)「出会いを求めてる人はアプリをやるのでは?」
厚生労働省によりますと2020年の婚姻数は52万組余りで、戦後過去最少。コロナ前の2019年と比べるとおよそ7万組も減っています。
出生数も84万人余りとこちらも過去最少を更新。2019年と比べると2万4000人ほど減っています。
そんな中、リアルな出会いを求めて、若い男女が集まる店、それが「相席ラウンジ」。 初対面の異性のグループが同じテーブルでお酒を飲んだり、ご飯を食べたり、まさに「相席」します。
店側が男性のグループと女性のグループをマッチングするシステムです。
こちらのお店、女性はすべてタダ。男性はチャージ料が500円、女性と相席すると10分600円から750円かかります。
(オリエンタルラウンジ名古屋 伊佐龍二 副店長)
「いま女性が103人で男性が87人、入ってます 最近では一番盛り上がっているかと」「(お客の数が)全然違いますね、2、3倍違うと思います」
コロナの感染者数が落ち着きを見せている今、連日大盛況。
栄と錦の「相席ラウンジ」には毎晩、数百人の男女が来店します。
客のほとんどは20代だといいます。
午後9時。こちらのテーブルで早速、相席がはじまりました。
2021年12月22日放送 CBCテレビ「チャント!」より