お客さんの7割が注文!スパイスの効いた伊勢のソウルフード「カツドライカレー」!三重県伊勢市でなりゆきグルメ旅
CBCテレビ(東海エリア)で夕方放送の報道情報番組【チャント!】。
アフロヘアーがトレードマークの副島淳くんがリポートする、金曜日の人気コーナー『なりゆきアフロ』は、東海地方の市町村を巡り、出会った人に聞いた「町の美味しいもの」をその場所へ行って味わう“なりゆきグルメ旅”。今回は、三重県伊勢市を旅します。
伊勢市では知らない人がいない?常連さんが通い詰める、老舗のカツドライカレー
商店街でリサーチ。
地元の保険会社にお勤めという女性2人組に
「伊勢市でいちばん美味しいもの」を聞いてみます。
答えは、【まんぷく食堂】のリーズナブルな“からあげ丼”。
「昔からある、伊勢のソウルフード見たいな感じ。大きくなってからも行っています。子どもを連れて行ったり。」
地元の味に、期待が膨らみます!
ところが、お店に到着するとシャッターが下りています。この日は木曜日でお休みでした…。ショック…。
お店を教えてくれたお姉さんに電話でヘルプを求めると、お勤め先に伺う、というまさかの展開に!
それでは、先ほどのお姉さん・Sさんと、代表マネージャーのKさんに改めて聞いてみます。
「伊勢市で一番美味しいものは?」
答えは“キッチン クックのカツカレー”。
【まんぷく食堂】のからあげ丼と並び、伊勢市民なら誰でも知っているソウルフードのひとつなんだとか。
お店を見つけると、早くもカレーのいい香りが。
普段なら取材は一切受けないそうですが、今回は特別にOKをもらいました!
ご主人曰く、「直接来られたら、よう断らん」とのことで、直接交渉が功を奏したパターンでした。
【キッチン クック】は、職人肌の親子が営んでいる洋食店。
メニューは色々ありますが、伊勢のソウルフードと言われているのが『カツドライカレー(900円)』。
激選した2種類のスパイスで作ったドライカレーに、生パン粉を使った熱々のトンカツを乗せ、
そこに、3日かけて作る自家製のカレールウを別添えしたもの。
数十年間、常連さんのみが知る“裏メニュー”だったそうですが、
今や伊勢市民が愛してやまないソウルフードに。
では、カレールウをたっぷりかけて、いただきます。
「うまっ!ドライカレーのライスが複雑な味。スパイスがめちゃくちゃ効いてる!!」
スパイシーでコクと深みが続く、一度食べたら忘れられない味です。
なんと注文するお客さんの7割がこのメニューを頼むのだとか。
カウンターに座っているお客さんも、高校生だった35年ほど前から来ているそうです。
「すごい常連さんなんですね」という副島くんに、「いや、まだまだ」と答えます。
ご主人もお客さんも、ほっこり温かなお店でした!
(12月10日(金)「チャント!」より)