「Not Japanese(日本語はダメです)」…全て英語で会話!グローバルな高校生たちに名東高校 国際英語科で出会った
名古屋市立名東高等学校。愛知県内有数の進学校で、部活も全国大会へ出場するなど、文武両道の学校です。
中でも国際英語科は、海外への語学研修や交換留学など、本格的な英語教育に力を入れている学科。去年、名古屋で行われたG20外相会合では、各国の外相へのスピーチを担当しました。
パンサー向井さん:
「普段(相方・尾形さんの)『サンキュー』と『メンタル』しか英単語として聞くことがないので(笑)どれくらい皆さん英語喋れるのかな…」
お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんをグローバルなムードで迎えてくれたのは、国際英語科2年生のみなさん。まずは、どんな学科なのか聞いてみると…?
篠田さん:
「英語で全て会話をする授業があったり、英語だけじゃなく世界情勢について勉強したりします」
ちなみにお邪魔したタイミングは、テーマを決めて意見交換をするグループディスカッションの授業中。日本語はNG、全て英語で会話をするんだそうです。せっかくなので向井さんも参加させてもらうことに…。テーマは「世界の祝日について」です。
瀬口くん:
「Thanks to the workers(働いている人達に感謝する)…」
パンサー向井さん:
「workers…Oh勤労感謝!」
瀬口くん:
「Yes! Not Japanese(日本語はダメです)」
様々な休日について、生徒や外国人講師に突っ込まれながらも何とか中学生レベルの英単語で乗り切った向井さん。
パンサー向井さん:
「これ高校生の時にちゃんと授業で学んでたら、英語力身につくねぇ!」
実はこのクラス、フランスからの留学生や、日本とウガンダのハーフの生徒もいるなど、41名中11名の生徒が留学経験者や帰国子女。なぜこの学科を選んだのか聞いてみると…?
佐野さん:
「幼少期から英語と関わることが多くて、留学にも行かせてもらって、英語が大好きなので選びました」
川上くん:
「6歳の時から7年間アメリカにいて、そこで培った英語力を伸ばしたいのと、国際的な事にも興味があるからです」
海外で学んだ生徒が多いことから、クラスではこんな現象も…。
平林さん:
「留学を1年して戻って来た人とかがいるので、年上の先輩が同じクラスにいます」
挙手してもらうと5人程の先輩が判明。ちなみに最初は敬語を使われていたものの、今ではすっかり“タメ口”。むしろ、いじられることもあるそうです。
そして最後に、将来の夢について聞いてみました。
角田さん:
「6歳の時に、弟の出産に立ち会って“へその緒”を切った時から、ずっと助産師になりたいと思っています。助産師先進国のオランダに留学したら、妊婦さんや母親への制度がたくさんあって、それによって今後の幸せを左右するってことがわかりました」
早川さん:
「絵本の翻訳をすることです。本をたくさん読んでいて、違う言語でも言葉と言葉をつなぐことが面白そうだと思いました」
原田さん:
「去年の夏にオーストラリアに短期留学した時、現地で出会った日本人の女性ガイドさんがカッコよくて憧れて、ツアーコンダクターという仕事がいいなと思っています」
今回、感じたこととは…?
まさにグローバルな高校生たちと触れ合った向井さん。今回、感じたこととは…?
パンサー向井さん:
「国際英語科の皆さんとお話させていただきましたけど、やっぱりちゃんとあの年齢から世界に目を向けて、日本との違いとかを感じながら勉強しているっていうのは、すごいアドバンテージだなと思いました。色々勉強させていただきました」
名東高校国際英語科2年生の皆さん、ありがとうございました!