【リアルな高校生活】高校のデザイン科に通う“天才”の深き悩み…「成人男性向けの漫画家になる」と親に言いづらい

【リアルな高校生活】高校のデザイン科に通う“天才”の深き悩み…「成人男性向けの漫画家になる」と親に言いづらい

サマリーSummary

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 名古屋市東区にある、名古屋市立工芸高等学校。愛知県内で唯一のインテリア科や、グラフィックアーツ科など、特色ある7つの学科が揃っています。

名古屋市立工芸高校デザイン科に“向かい”ます!

 今回、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが、その中のデザイン科に“向かい”ました!

 デッサンや立体製作など、デザインに必要な幅広い知識を3年間で身につけることができる学科で、生徒たちの実力もプロ級です。

教室にお邪魔します!

パンサー向井さん:
「『めちゃくちゃ大好きな向井さんに自分の高校を知ってもらいたい』とメールで熱烈なアピールをしてくれた大塚さんのいる教室に入ります。こんにちは~お邪魔します!」

 迎えてくれたのはデザイン科2年生の皆さん。40人中、女子30人で男子は10人です。

 その大塚さんによると、本当に楽しいクラスで、しかも“変わった”生徒が多いとのこと。話を聞いてみると…?

“変わった”生徒 鈴木くん

パンサー向井さん:
「鈴木くんは、なんでデザイン科を選んだんですか?絵とか得意だったの?」

鈴木くん:
「まぁ、自分ではそう思ってなかったんですけど、みんな俺のことを『天才』って言うから…。俺は全然思ってないんスけど、何かよく言われるんで(笑)」

パンサー向井さん:「将来の夢とかは?」

鈴木くん:
「ちょっと公には言いづらくて、漫画家なんですけど、ずっと成人男性向けの漫画が描きたいなと。そういう絵を描く人に憧れてます」

 描いた絵の出来栄えに、向井さんも思わず驚きの声。しかし、天才にはある悩みが…。

鈴木くん:
「親に『あんた将来何になるの?』って聞かれると、さすがに『俺、エロ漫画家になりたい』とは言えないんスよね…」

パンサー向井さん:
「ちょっと言いづらいよなぁ、確かに(笑) でも誇りを持っていい立派な仕事だよ、本当に」

 他に、キャラクターデザイナーや美容系を目指す女子に、洋服が作りたいという男子も。そして、向井さんが気になることと言えばやっぱり…。

向井さん 気になる恋愛事情

パンサー向井さん:
「高校生だったら、恋愛とかさ…このクラス内ってあるの?」

 しかし、一斉に首を横に振る生徒たち。3年間クラス替えがないそうで、女子生徒からは「クラス内だと別れたら気まずい」との声も。確かにそうかもしれません…。

特別に向井さんが授業でモデルを務めます

 続いて始まったのは、デザイン科の2年生中15人が受けている『クロッキー』という授業。短時間で対象物を素早くスケッチします。

向井さんファンの大塚さん:
「例えば、5分で3ポーズを描くとかあります」

 今回は特別に、向井さんがモデルを務めます。スケッチが始まると、それまで賑やかだった教室は静まり返り、聞こえるのはペンの走る音だけ…。

パンサー向井さん:
「すっごい、何か…。初めての感覚だから。みんなに見られて、描かれてます…」

 5分は、あっという間に終了。皆さんの作品を向井さんが見てみると…。

めちゃくちゃカッコよく描く大塚さん

パンサー向井さん:
「もうちょっと美形に描いてほしいのとか正直あるな~(笑)でも、みんな特徴をとらえてますね!(1つを指して)コレ描いたの大塚さんでしょ?(大塚さんうなずく)だいぶ俺のこと好きな気持ちが出ちゃってる。めちゃくちゃカッコよく描いてくれてる(笑)」

今回の取材で生徒たちと触れ合った向井さん。感想を聞いてみると…?

パンサー向井さん:
「当然、絵の上手い子とかがいっぱいいて、モデルも初めて体験しましたけど、『好き』って思う人のことはカッコよく描くもんなんですね(笑)やっぱり人間、フィルターってかかってるんだなと改めて感じましたね。ここから有名な方たちが絶対出てくると思うので、今後が楽しみですね」

 名古屋市立工芸高校デザイン科2年生の皆さん、ありがとうございました!

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