茹で時間20秒で「レンコン」がシャキシャキに!?夏にピッタリな具だくさんスープまで我が家のレシピが続々
スーパーなどで気になる他人の買い物カゴの中身。「カゴ中大調査」では、名古屋市・熱田区の「サポーレ熱田伏見通り店」で、お客さんの買った材料をチェック。その食材で何を作るのかを調査しました。
暑い季節にぴったり!野菜がたっぷり摂れる「夏のトマトベーコンスープ」
トマト・ナス・ニンジン・肉厚ベーコンなどを購入していた、40代の会社員女性。何を作るのか尋ねました。
(茶谷里子さん)
「夏、食欲がなくなったときに野菜をたくさんとれる、ちょっと爽やかなスープ。3~4時間とかかけて作る」
食欲のないときでも食べられるという“夏のスープ”を撮影するため、ご自宅を訪問しました。この料理を思いついたきっかけを尋ねると…。
(茶谷里子さん)
「夏、食欲がないときに自分が食べられそうなものを鍋でスープにした」
茶谷家では、夏の定番料理です。ポイントになる厚切りベーコンは、焼き方に我が家流があります。
厚切りベーコンを鍋底にびっしり並べて焼くことで、うま味と脂をより引き出します。さらに、うま味であるベーコンの焦げは、フライパンから剥がして野菜に染み込ませます。ナスとトマトを加え、水は入れずにコンソメだけで味付け。
蓋をして、ひと煮立ちさせたら保温調理鍋で約3時間放置すると、野菜が溶けて、水分も出ています。食欲のない夏でも食べられる「夏のトマトベーコンスープ」の完成です。
味の決め手はコンソメ!シャキシャキなレンコンを使った一品料理
ミョウガ・オクラ・大葉など、カゴ4杯分もの食材を購入した女性に出会いました。
(堀耀巴さん)
「あすの流しそうめんのイベント用の買い出しです。正味25名」
大葉など薬味は10パックずつ、レンコンは箱買い。堀耀巴さんから、「ぜひ来てほしい」と誘っていただき伺いました。
堀さんは、名古屋市・西区のおもちゃ問屋「堀商店」の社長夫人でした。夏祭りで忙しくなる前に、全従業員を集めて流しそうめん大会をするそうです。
そうめんなどの料理は、堀家で作られているレシピに従って作ります。「レンコンのめんたいこソースあえ」を作ります。我が家流は、切ったレンコンを、濃いめのコンソメスープで20秒ほどゆでること。
(堀耀巴さん)
「本当にあの湯がくところだけ、ちょっとひと工夫しただけ」
20秒ほど茹でるだけでうっすら味が入るとのこと。そして素早く粗熱をとることで、火が入り過ぎるのを防ぎ、シャキシャキ感がキープできます。
煮切った日本酒・めんたいこ・マヨネーズで作ったソースをレンコンと和えて、「レンコンのめんたいこソースあえ」の完成です。
調理家電フル活用!子どもと一緒に作るチーズがとろけるパニーニ
週末にイタリア発祥のホットサンドイッチ「パニーニ」を作るため、パンやチーズ・トマトピューレなどを購入した女性と出会いました。
(彩子さん)
「機械がある、それにはさんで焼く。それは主人がやる」
調理家電マニアのご主人が、様々な家電を使って手作り料理を楽しんでいると伺い、訪ねました。
伺った部屋は店のような内装で、バーカウンターもありました。ここはご主人が独身時代に住んでいた実家の部屋で、週末はこちらで過ごすことが多いそう。非日常感を味わい、子どもも一緒に様々な調理家電で料理を楽しみます。
調理家電好きなご主人が準備したのは、パスタが手作りできるマシン。元々、子ども達のアレルギーが気になり、料理を始めたのがきっかけなのだとか。
彩子さんもフードプロセッサーでベーグルの生地を作り、オーブンのようにパンが焼けるフライパンで火を入れ。さらにミキサーでニンジンの葉とオリーブオイルのペーストも作りました。
タマゴとマッシュポテト、チーズ、ニンジンの葉ペーストなどを挟んで焼き器へ入れ、電源を入れて3分ほどで完成。手作りパスタやベーグルなどが食卓に並びました。
買い物カゴには、それぞれの我が家流が詰まっていました。
CBCテレビ「チャント!」7月2日放送より