加藤愛アナが岐阜県羽島市の愛されフード『コッコプリオのプリン』を調査! 濃厚&飲める! ブランド卵の新鮮プリン
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、『岐阜県羽島市』の『コッコプリオのプリン』です。
毎朝生みたて! オリジナルブランドの卵黄だけを贅沢に
地元の人によると、『コッコプリオのプリン』は、養鶏場直営の店『コッコプリオ』がブランド卵で作るプリンで、卵の味が濃厚で飲めるほど滑らかだとか。
おじゃました『コッコプリオ』は、地元の“吉川養鶏”の直売店で、オリジナルのブランド卵“グルメ卵(らん)”と、その卵を使った焼き菓子を販売。皆さん絶賛の『ぷりん日和』は、「口に入れると卵を感じます」と加藤アナも言うほど濃厚で味がしっかりしています。それもそのはず、卵の黄身だけを使用して作っているのです。
乳酸菌、海藻粉末、牡蠣殻などを配合した餌で育てたニワトリが生んだ“グルメ卵”は、色・ツヤ・弾力が抜群で、卵特有の臭みが少ないとか。毎朝生みたての新鮮な卵の黄身だけを贅沢に使い、砂糖や生クリームと合わせて、湯煎焼きしたら完成。また、自家製カラメルソースは、子どもでも食べられるよう少し苦みを抑えています。ひとくち頬張れば、ふわ~っと口いっぱいに卵のコクが広がる逸品です。
究極のプリンの誕生は15年前 両親が丹精込めて作る卵を伝えたい!
“吉川養鶏”は、地元でも数少ない“たまご屋さん”として40年にわたり愛されてきました。サラリーマンをしていた息子の真司さんが家業に入ることになり、目の当たりにしたのは、小さい頃には気づかなかった両親の丁寧な仕事ぶりでした。卵の回収などほぼ手作業。父の亮三さんは、「とにかく卵が揺れる回数を少しでも少なくして、少しでもいい卵を」と心がけてきたとか。
そして、両親が丹精込めて作り続ける卵の味をもっと知ってもらいたい!と思いついたのが、世代を問わず多くの人に愛される“プリン”だったのです。プリン作りのスタートはネット検索。いろいろな作り方を試して、独自のプリンに辿り着きました。
嬉しい誤算? 売れすぎから思わぬ展開に!
クチコミで広がっていった『コッコプリオのプリン』。しかし、生産数の増加と共に悩みが勃発! プリンに使わない卵白が大量に残り、この利用法を模索し始めます。そこで生まれたのが、卵白を泡立てたメレンゲを加える“シフォンケーキ”。膨張力がハンパなく、超~フワッフワが人気を呼び、こちらも売れすぎて、今度は卵黄が余りぎみ…。そんなイタチごっこ状態の中で次に始めたのが、“黄身だけを使った卵がけご飯”の販売。加藤アナも「本当に卵が濃厚で、バクバクいけちゃう」と頬張りました。
いまや羽島市の愛されスイーツとなった『プリン』の誕生から、思わぬ展開でブランド卵のおいしさを伝えている吉川ファミリーなのでした。
(CBCテレビ「チャント!」5月23日(木)放送より)