足指

2019年5月19日(日)放送 【第356回】
足指

サマリーSummary

ゲンキスチューデント:小芝風花
ゲンキリサーチャー:中村昌也
ドクター:今井一彰
足の指は、全身を支える土台。それがこり固まる事で、全身に影響を及ぼします。また、足の指の変形の仕方によって起こる身体の不調も異なります。今回は、足の指が及ぼす身体への影響を徹底リサーチします。

足の変形と身体の不調の関係

ドクターが、一般人の足の指の状態をみて、その人が抱える身体の不調を探りました。

・小指が内側に変形「内反小趾」→ひざ痛
「内反小趾」とは、小指が内側に変形している状態の事。重心が外側にズレてO脚になり、ひざ関節の内側が擦れて痛みにつながります。

・親指が外側に向いている「外反母趾」→ひざ痛
親指が外側に向いた「外反母趾」の状態は、重心が内側にいきX脚に。ひざ関節の外側に負荷がかかり、痛みにつながります。

・指が地面にしっかり付いていない「浮き指」→肩こり・腰痛
足の指の下に紙が入ってしまう場合は、浮き指です。「浮き指」は、指が地面にしっかり付いてないため、かかとに重心がかかります。バランスを保つために前かがみになる事で、腰痛や肩こりにつながります。

・足の指がぎゅっとかがんだ「かがみ指」→腰痛・つまずきやすさ
足の指がかがんだ状態の「かがみ指」は、かかと重心になるため、腰に負担がかかり腰痛に。また、つまずきやすさにもつながります。

あなたは大丈夫? 簡単!足指チェック

足の指を使って、グー・チョキ・パーはできますか?
どれか1つでも出来ないと、足の指の筋肉がこり固まっている可能性があります。

ひざ痛・腰痛・肩こりが大改善!「ゆびのば体操」

凝り固まった足の指をほぐす「ゆびのば体操」。指先がほぐれる事でつま先に重心がかかり、足全体でバランスが取れるようになります。

<ゆびのば体操>
▼片足をひざの上に乗せる
▼足指の間に手の指を優しく入れ卵を持つように握る
▼ゆっくりと足の甲の方向に5秒間伸ばす
▼続いてゆっくり足裏の方向に5秒間伸ばす
左右それぞれ10回1セット。1日3セット行うと効果的です。
大切なのは、継続する事です。

~注意点~
ポイントは、全てを優しく行う事。足の指は30°ほど曲げれば十分です。足指の間に手の指を深く入れたり、力強く伸ばすと、筋肉が緊張して硬くなるため、逆効果になります。(※足に炎症を伴う疾患がある方は、かかりつけ医の指示に従ってください。)
ゆびのば体操は、こり固まった筋肉を伸ばす体操なので、足の変形が治る訳ではありません。気になる方は整形外科などの専門医を受診してください。

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