元中日ドラゴンズの投手で野球解説者の川上憲伸さんが、1月24日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』に出演。今年ドラゴンズが優勝するために必要なキーマンについて語りました。若狭敬一アナウンサーも川上さんの意見に頷きます。今年のキーマン2023年のキーマンはアリスティデス・アキーノ、2024年は岡林勇希、そして2025年は村松開人。今年2026年のキーマンとして川上さんが挙げたのが、守護神で去年のセーブ王である、松山晋也投手でした。松山投手の成績が昨年より少し下がったとしても「ドラゴンズは大丈夫」と川上さん。しかし、怪我などで松山投手で試合を落とすことが増えてくると黄信号。川上「グラウンドが狭くなりましたから、試合が動くと思うんですよ」今年からバンテリンドームナゴヤにはホームランウイングができて狭くなります。そのためストライクゾーン勝負になってくると推測する川上さん。昨年まで外野フライだった打球が今年からホームランになる可能性もあります。川上「全体的にピッチャーは失点食らうことも増えるでしょう」フルカウントが危険セットアッパー含めて、ドラゴンズのリリーフ陣は年々層が薄くなってきていると指摘する川上さん。もう2人か3人、安定したリリーフ投手がいれば、松山投手の負担が減るとのこと。川上「何が言いたいかと言うと、3点差あったのが、9回入る前に、失点食らって気がつけば1点差。そうなると松山投手も厳しくなってくると思うんですよね」若狭「ドラゴンズ3点リード、8回にセットアッパーが2点取られました。向こうの上げ潮ムードで9回はちょっと嫌な展開ですよね」川上「で、3ボール2ストライク(フルカウント)がすごい危険な野球になってくると思うんですよ」球場が狭くなる分、少し球の出力を落としたりストライクを取りにいった球が、長打・一発になる可能性も出てくるとか。2位までは行くまた今までだとポップフライで抑えていた打球が、同点になる可能性もあります。川上「バッターもその感覚で、右打ってもいいってなってくると、意外とそれが良いバッティングになったり。色気がなくなってくるんでセンター返し中心になったりとか」若狭「今までだったら完璧に打たないといけなかったものが、狭いからセンター返しで行こう。それがイイ感じで当たると入っちゃうかも」以前はストライクゾーン勝負だったのが、アウトローを中心にした配球になったりするため、バッターもなんとなく読めてくると指摘する川上さん。川上「だから、AクラスS級のパワーじゃない人でも、ちょっと甘いとこに行くと逆方向に入っちゃうんじゃないかと思います」先発ピッチャーが維持してきた勝ちを、松山投手で逃すことがあると、松山投手のメンタルも心配に。川上「そういうことがなければドラゴンズは2位ぐらいまで行くと思うんですよ」ちなみに川上さんは、今年の1位はリリーフ陣の層が厚い阪神タイガースと予想しました。大卒ドラ1の厳しさ川上「あと、中西投手も心配っちゃ心配ですよね」昨年青山学院大学からドラフト1位で入団した中西聖輝投手。今年はルーキーイヤーです。若狭「今までのルーキーピッチャーは広いバンテリンドームの恩恵を受けて活躍していたかもしれないけれども、狭くなって野球が変わる過渡期に入って来てるんですよね」川上「特に中西投手はローテーション入りを期待されると思う」自身もドラフト1位で入った川上さん。ルーキーイヤーを振り返ります。川上「ルーキーっぽくって言うより、何年もやってる感を出さなきゃいけない感じになるじゃないですか」若狭「そうか。大卒ドラ1、期待値高い。キャピキャピのいけいけドンドンじゃないんだ」「コントロールが乱れちゃいました」は高卒1年目のピッチャーならあり。川上「なんでこんなとこでフォアボール出すんだよってこともできないんですよ」優勝もあり?川上「ルーキー中西君と松山君がボーンと上がれば、ドラゴンズは一気に行っちゃうと思いますよ。クライマックスなんか行ったら優勝もあるんじゃないかってとこまで行けると思います」若狭「川上占い師はズバズバ当てますからね(笑)。優勝が阪神と仮定してCSで一気に飲み込む可能性もある?」川上「それぐらいのパワー持ってると思いますよ」どうでもええわそのためには怪我で離脱は論外。また、荒れる試合が増えると予想する川上さんは、ギリギリで抑えるのではなく、相手を圧倒して抑えることを期待しました。例え松山投手が9回表に逆転されたとしても、裏にドラゴンズが打てばいいわけです。川上「松山投手も、『同点ええやんか』ってぐらいの気持ちでおればいいんです」これには若狭敬一も大ウケ。責任感の強い松山投手、川上さんのアドバイスは届くのでしょうか?川上「俺のセーブなんかどうでもええわ、ぐらいでいいんです」ドラゴンズの今年のキーマンを語った川上さんでした。(尾関)