11月22日を「三河一色うなぎの日」。愛知県西尾市の一色うなぎ漁業協同組合が、つややかなうなぎ艶鰻(えんまん)に夫婦円満の意味を込め、日本記念日協会に申請し登録されました。27日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、福田ちづるが三河一色産のうなぎ「艶鰻」について詳しくリポートします。うなぎは夏だけ?来年60歳となるため、「何とか精をつけたい」と食をリサーチしているという福田。友人のグルメライターから「メスうなぎってすごいよ」と聞いていたところ、たまたま先日その発表会があったそうです。基本的にうなぎといえば夏のイメージがあります。稚魚を育成して出荷するのはゴールデンウィークから夏がメインです。一方うなぎ店から見ると、行列ができるほどお客が来てくれる夏に比べ、冬は閑散としており、一年を通じてもう少し平均して欲しいというのが正直なところです。メスのうなぎを作りたい実はうなぎは、稚魚のとき雌雄が決まっていません。養殖のうなぎはほぼオスになります。つまり、私たちが食べているのは通常オスのうなぎです。ところが、ごくまれにメスが現れます。これがオスの1.5倍くらい身が大きくて、ふっくらとしていてうま味が強く「幻のうなぎ」と言われるとのこと。メスのうなぎを作りたくても、今までは偶然に頼るしかありませんでしたが、愛知県と大学と民間企業と三河一色うなぎ漁業協同組合では、6年以上かけて共同でメスのうなぎを開発してきました。そしてこのたび、メスうなぎを出荷できることになったというのです。大豆イソフラボンが決め手メスうなぎの生産には、世界初の特許となる新技術が開発されたそう。この技術の肝はエサ。女性ホルモンに似た働きをもつ大豆イソフラボンを餌に加えることによって、大きくなっていくときにメス化することが発見されました。特許の内容は、大豆イソフラボンをいつ、どんなものを与えるかというもの。春先から夏にかけて新仔うなぎは大きくなります。オスは大きくしようとしても限りがあり、身が固くなります。さらに冬眠してエサを食べなくなります。一方、メスは秋冬になってもよく食べるそうです。イソフラボンを与えじっくりと育てられた三河一色産のメスうなぎが「艶鰻」のブランドで市場に出回るようになったのです。味はとびきりこの「艶鰻」の味をレポートする福田。まず皮は厚くなく、身は一切れが大きいとのこと。備長炭で焼くと皮がさくっとして、身はふっくらと厚いそう。福田「新仔うなぎが赤身のステーキだとすると、メスのうなぎは霜降り。ふわふわでうま味が強い。後口がいい。もう別物です!」なお現在「艶鰻」は生産量がまだまだ少ないため、食べられるのは西尾市一色町を中心にして、県内で6店舗。「本日はメスうなぎ」とのぼりが出ている店もあるそう。大きくて、ふっくらしていて、うまみ成分がオスの1.5倍くらい多い「艶鰻」。今後普及が進めば、夏の「土用のうなぎ」に対して、「冬はメスうなぎ」という新しい楽しみが増えそうです。(みず)