初任給を高く設定すれば優秀な人材が集まる。そう思われがちですが、今の若者が重視しているのは「その後の昇給制度」だと指摘されています。11月13日の『CBCラジオ#プラス!』では、永岡歩アナウンサーが日経新聞の記事を基にこの話題を取り上げました。聞き手は山本衿奈です。初任給より重視したいもの今若者が重視している、その後の昇給制度。年収1000万円に到達する時期は、若者にとって大きな関心事だそうです。企業が長く採用してきた終身雇用型・後払い型の給与体系では若手の給与を抑え、家族ができるミドル世代以降に昇給が集中する仕組みが一般的でした。しかし今は、初任給よりも、若いうちから成果を評価し昇給する仕組みが求められています。30歳で年収1000万は3%「初任給が低くても30歳で年収1000万円が可能な企業と、今の仕組みの企業、どっちを選ぶ?」という問いに対して、1000万円に手が届く企業を選ぶ若者が多いとのこと。しかし実際に、正社員の30歳時点で年収1000万円以上と回答した企業はわずか22社。回答した813社のうち約3%に留まりました。業績好調な企業でなければ30歳で年収1000万という賃金体系をつくるのは難しいです。しかし自社の業績が上がるのを優秀な若者は待ってくれません。この現実に永岡は「怖いですね…」と声を漏らしました。物価高で1000万円の価値が違うトークはやがて物価の話へ。永岡は「僕の入社時の1000万円と今の1000万円は違う」と語り、卵の値段の例を挙げながら、物価上昇によって年収の“価値”そのものが目減りしている現状を嘆きました。かつて100円だった卵が今や200円、300円になる場面もあり、「エッグショックがエブリデイ」と表現するなど、独特の言い回しで物価高を実感。「年収1000万円が、昔の500万や300万の価値になるかもしれない」とボヤきました。人生の正解を考える最後まで永岡のボヤきは止まりません。40代に入り「自分の人生はこれで正解だったのか」と考えることが増えたと吐露。メジャーリーガーを例に挙げながら「全員年下で全員僕より稼いでる」と愚痴をこぼします。山本「ちょ…比べる相手がおかしい。誰と比べてるんですか?」冷静なツッコミが入りますが、それでも「1000万どうしたらこんなに稼げんのか…」と呟く永岡に「ここで話し合っても何も答えは出ない(笑)」とピシャリ。自身のキャリアと収入は、つい考えてしまうものですね。(ランチョンマット先輩)