【ドラゴンズを愛して半世紀!竹内茂喜の『野球のドテ煮』】CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)あとは打撃陣の補強をあっという間に暦は師走。2025年も残り一か月を切ったわけで。そんな中、われらドラゴンズは来季球団創設90周年に向け、静かだが着実に前へ進んでいるように見受けられる。朝田憲祐球団本部長を中心にフロント主導でチーム改革を進め、コーチングスタッフの刷新を断行。また1、2軍の首脳陣と連携しながら選手の将来を見据えた2軍のシステム構築を任せられる人材としてチームOBである荒木雅博氏を球団本部長補佐として招へいなど、今までチーム内に足りなかったピースをひとつひとつ当てはめるかのように補う動きに、ファンからも歓迎の声が上がっている。気になるのは来季に向けての戦力について。FA権を取得した柳裕也投手そして松葉貴大投手の2人が残留を決め、ドラフトも1,2位で大学即戦力投手を指名。ほころびが目に付き始めていた投手陣再建もほぼほぼ終了。残すは打撃面なのだが、4年ぶりに古巣復帰が明らかとなった阿部寿樹選手ただひとりの補強というのはやや寂しい話。本拠地バンテリンドームもホームランウイングが設置され、ホームラン量産が予想されるだけに細川成也選手と並ぶ長距離砲が最低でももうひとりは欲しいところ。開幕まで編成部隊にはもうひとがんばりしてもらいたいところだ。さて今週のサンドラは先般行われたドラフト会議で来季即戦力として指名されたドラフト2位・櫻井頼之介(さくらいよりのすけ)投手、ドラフト5位・新保茉良(しんぽまお)選手の東北福祉大コンビが生出演!質問攻めでふたりの素顔を徹底解剖した。制球力で勝負「サンデードラゴンズ」より櫻井頼之介投手(C)CBCテレビ“名古屋にあるチームです”ドラフト指名時、ドラゴンズの印象を聞かれた際、軽くボケをかました(失礼!)櫻井投手。身長175センチ、体重68キロと細身ながら、最速153キロのストレートにカーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ、スプリットと多彩な変化球を操る右腕。兵庫県尼崎市出身の櫻井投手は父親の影響で小学校1年から野球を始めた。憧れ続けていたプロ野球、ただ本当になりたいと思い始めたのは愛媛・聖カタリナ学園高に進学し、3年春のセンバツに出場した時からだと話す。1回戦敗戦という悔しい結果を味わい、プロを目指すにはまだまだ実力不足だと感じ、大学進学へ舵を切り直した。目指した先は数多くのプロ野球選手を輩出した名門・東北福祉大学。櫻井投手「伝統のあるチーム。野球に打ち込みやすい施設がたくさんあり、一番プロ野球に近い大学だなと感じ、入学を決めました」すごいボールを投げ、また制球力抜群の先輩たちがひしめき合うチームは櫻井投手の力を伸ばすにはもってこいの環境でもあった。練習方法など疑問があればすぐにでも質問し、聞き出すことによって、自らの成長の糧としていった。大学1年時は140キロ台だった球速も、13キロアップ。さらに今春行われた全日本大学野球選手権大会ではエースとしてチームを優勝に導き、最優秀投手賞を獲得。担当である岡野祐一郎スカウトからは、“かつてドラゴンズでエースとして活躍した吉見一起さんのように制球力で勝負するピッチャー”と高い評価。偶然にも当日ゲストコメンテーターとしてスタジオ入りしていた吉見さんも“困った時、(想定外の)違ったボールでも試合を作れるピッチャーなのかなと思っています”とこれまた絶賛コメント。大学で日本一へ登り詰めた櫻井投手。今度はドラゴンズで頂点を目指す!身体が受け付けないトマト「サンデードラゴンズ」より櫻井頼之介投手(C)CBCテレビサンドラは櫻井投手へ一分間という短い時間の中で多くの質問を用意した。<質問>ニックネームは?<回答>ヨリ<質問>名前の由来は?<回答>頼られる人間になれという意味で<質問>闘志は秘める派?それともむき出し派?<回答>秘める派<質問>食べられないものは?<回答>トマト<質問>自慢できることは?<回答>足が速いこと<質問>無人島に一つだけ持っていけるなら?<回答>携帯電話<質問>何があってもやりたくないことは?<回答>トマトを食べること<質問>吉見さんに聞きたい事は?<回答>ないです<質問>手放せないものは?<回答>友達<質問>朝起きて最初にすることは?<回答>歯磨き<質問>タイムマシンでいくなら過去?未来?<回答>未来<質問>これだけはやめられないものは?<回答>新保選手とのゲーム<質問>まだまだ未熟だと思うところは?<回答>野球食べたいけど身体が受け付けないというトマト、そして行けるなら自分がどうなっているのか見てみたいという未来を選んだ櫻井投手。物怖じせずしっかりと質問に答えた様子を見て、マウンドでも度胸満点で投げ続けるタイプとみた。堅実な守備と強肩が魅力「サンデードラゴンズ」より新保茉良選手(C)CBCテレビショートへのこだわりが強く、肩の強さとスローイングの安定感が武器。大阪府出身、身長183センチ、76キロ、堅実な守備と強肩が魅力の大型ショート。櫻井投手同様、担当である岡野スカウトは新保選手を高く評価する。岡野スカウト「ショートのレギュラー争いに割って入れる即戦力の内野手だと思っています。明るく、野球に対し真摯な姿勢で取り組む選手」そんな新保選手だが、一度野球を止めかけようとしたことがある。実は3年生までリーグ戦の出場はわずか1試合。チャンスを掴めず、悔しい日々を過ごすと、“野球がつまらなくなった”と退部届を提出し、野球をやめる意志を固めた。しかしそこで彼を止めたのが櫻井投手だった。“チームに影響力があり、欠かせない存在”という熱い気持ちが通じ、退部を撤回、再び野球に打ち込む毎日を送った。その後、努力が実を結び大学ラストイヤーでレギュラーの座を掴むと、全日本大学選手権ではホームランを放ち、優勝の立役者のひとりとなった。次なる舞台はプロの世界。手を差し伸べてくれた櫻井投手とともに。新保選手「身体を大きくして打撃力も高めたい」レギュラー不在のドラゴンズのショートの座をモノにするため、どんなきつい練習でも耐え抜く覚悟だ。大阪といえば、藤井寺「サンデードラゴンズ」より新保茉良選手(C)CBCテレビ同じく新保選手にも番組から1分間の質問が浴びせられた。<質問>ニックネームは?<回答>マオ<質問>座右の銘は?<回答>感謝<質問>自分の性格を一言で表すと?<回答>ワガママ<質問>今、ハマっているものは?<回答>荒野行動(ゲーム)<質問>休みの日は何をしている?<回答>寝ている<質問>コンビニでよく買うものは?<回答>お菓子<質問>もしひとつだけ願いがかなうなら?<回答>もう一度ドラフトに選ばれたい<質問>得意料理は?<回答>チャーハン<質問>自分を動物に例えると?<回答>サル<質問>涙もろい?クール?<回答>クール<質問>大阪といえば?<回答>藤井寺<質問>目玉焼きには何をかける?<回答>醤油<質問>行ってみたい国は?<回答>オーストラリア<質問>好きな寿司ネタは?<回答>ツブ貝<質問>今一番欲しいモノは?<回答>野球道具そして櫻井投手同様、吉見さんに聞きたいことは何かある?との質問に“自分は野手だからないです”と率直というべきか、素直な気持ちを貫いたあたり、大物感をプンプンに漂わせたものであった。ふたりともに質問はないとの返答に吉見さんはただただ笑うすべしかなかったように見えた。ドラフトで大卒即戦力ピッチャー&ショートといえば、柳投手と横浜DeNAベイスターズに移籍した京田陽太選手を思い出す。彼らのように1年目からバンテリンドームに詰めかけたファンを熱狂させる活躍を是非願いたいものである。がんばれ櫻井&新保!がんばれドラゴンズ!燃えよドラゴンズ!竹内茂喜