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トラとゼロ距離!大迫力の新エリアがオープンした「東山動植物園」

トラとゼロ距離!大迫力の新エリアがオープンした「東山動植物園」

名古屋市千種区の『東山動植物園』に、新しく「アジアの熱帯雨林エリア」がオープン!絶滅危惧種の動物が“ゼロ距離”で見られると、早くも注目されています。そこで、オープンしたばかりの新エリアを大調査しました!

■絶滅危惧種の動物が見られる「アジアの熱帯雨林エリア」

CBCテレビ『花咲かタイムズ』うなずキング

『東山動植物園』は現在、未来を見据えて再生プロジェクトに取り組み中。アジアゾウエリア、ゴリラ・チンパンジーエリアなど、次々とリニューアルオープンし、進化を続けています。そして今回新しくオープンしたのが、「アジアの熱帯雨林エリア」。絶滅危惧種にあるスマトラトラ、スマトラオランウータン、キジ科のコサンケイが飼育されており、貴重な動物の姿を間近で観察できる工夫がされています。

■空中チューブ新設!ゼロ距離で見られるトラ舎

CBCテレビ『花咲かタイムズ』うなずキング

インドネシアのスマトラ島に生息するスマトラトラの「アオ」(3歳・オス)は、人懐っこくて人がいると近くまで来てくれます。新トラ舎は、檻の格子が鉄から細いワイヤーに換わり、格段に見やすくなりました。他にも様々な仕掛けがあり、アオが立ち寄るポイントには間近で観察できる工夫がされています。地面から飛び出した小窓からはアオが岩場を登る姿や、ガラス越しにアオの水浴び姿をゼロ距離で観察でき、その迫力に興奮すること間違いなし!

CBCテレビ『花咲かタイムズ』うなずキング

中でも大注目は、2つの屋外運動場を繋ぐ“空中チューブ”。頭上をアオが通るので、迫力ある姿や通常では見られない肉球を見ることができます。新エリアのオープンに合わせて宮城県仙台市の『八木山動物公園』から来園した、アオの母親「バユ」(16歳・メス)も出迎えてくれます。

■森をイメージしたオランウータン舎

CBCテレビ『花咲かタイムズ』うなずキング

新オランウータン舎で目を引くのが、屋外運動場にある高さ15mのタワー遊具。一日のほとんどを木の上で生活するオランウータンのために、鉄塔で森を再現しています。こちらで見られるのは、スマトラ島に生息するスマトラオランウータンの「ネオ」(53歳・メス)。自然界でも1万3000頭あまりしか生息していないほど貴重なスマトラオランウータンが、のびのびと過ごす姿を観察できます。※現在は15mの鉄塔がないエリアで公開中

CBCテレビ『花咲かタイムズ』うなずキング

ネオの動きはゆっくりでありながらも、賢くてとても器用。暑い日には水につけたタオルを首に巻いたり、ペットボトルのフタを唇で回して上手に開けたりすることも。中でも、樽を回したり道具を使ったりして、エサを工夫して取り出す食事のシーンは注目ポイントです。

■動物たちのダイナミックな水浴び姿

CBCテレビ『花咲かタイムズ』うなずキング

新エリアの他にも見どころは盛りだくさん!夏は動物たちが水浴びする回数が増えるので、大きな口を開けて水浴びするカバなどダイナミックな姿をかなりの確率で見られるそう。また動物たちが飼育員さんに寄り添う姿もオススメ。飼育員さんが置いていったホースを、アジアゾウが長い鼻で片付けるお手伝いのシーンが見られたら超ラッキー!

東山動植物園
住所:名古屋市千種区東山元町3-70
電話:052-782-2111

(2023年7月15日(土)放送 CBCテレビ『花咲かタイムズ』)
※記事の情報は放送日時点のものです。

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