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升毅【スジナシ】謎の商談?得体がしれない商品に攻め込む鶴瓶「暗号やん(笑)」

【2009年4月28日放送】
設定は「町工場」。通常はスタジオの倉庫として使われている場所に、奥行きのある町工場が再現された。スタジオ以外にセットを建てるのはスジナシ史上初でもある。リアリティあるセットで飛び出した今回の即興ドラマは、意外にも不思議な擬音のドラマだった。

板付き、鶴瓶。フレームイン、升。やや時間が経ってから入ってきた升に「遅いじゃないか」とクレームを付ける鶴瓶。升はこの町工場と取引をしている仲介業者の役を演じ、鶴瓶はこの町工場の社長という役に収まったようだ。升は「例の打ち合わせをしてきました」と切り出す。対する鶴瓶が「どやった?」と聞き返すと「ほぼですね」と不確定な返事で逃げる升。どうやら「あるもの」の発注が決まりかけている様子。

しかし、その後も升は鶴瓶に対して煮え切らない会話を展開する。「ここでやってもらえるようなことになりつつあるんです。・・・ほぼ!ほぼ、決まりかです」依然として「あるもの」の正体は分からないままドラマは進行している。だが升の口から調子のいい言葉がポンポン出てくる。「これが決まったら凄いですよ!!」

とうとう鶴瓶は業を煮やしてこう言い放つ。「決まったら凄いっていうけど何が決まるの?」と問いただす。すると升の表情が固まった。「・・・(考えてない)・・・」咄嗟に出た言葉は「ですからこの間もご説明した通り・・・」と逃げようとするが、「何が決まんねん!」と畳み掛けられると

升毅「・・あれじゃないですか・・・びゅ―――ん・・」と変なジェスチャー。
鶴瓶「・・・」
升毅「くるくるくるくる、びゅ――――ん!」言い切った。
鶴瓶「・・・・・・?」

そこから升の暴走と鶴瓶の困惑が始まり、スジナシは「くるくるくるくる、びゅ―――――ん」を巡って上へ下への大騒動。升によると「くるくるくるくる、びゅ――――ん」は今まで160㎞が限界だったものが200㎞まで出るようになったもので、完成すれば日本中のプロに36台は売れる代物だという。チンプンカンプンの鶴瓶は名前を聞いたり、絵を描かせたりするが、一向に要領を得ない升に対して益々混迷を極めていく。

ドラマ終了後のトークで升が「くるくるくるくる、びゅ――――――ん」の正体を明かすと鶴瓶も観客も一同納得の大喝采。「くるくるくるくる、びゅ――ん」とはピッチングマシーンのことだった。なるほど。

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