名古屋で大雨の被害…気になる気象の疑問に気象予報士アナが回答
秋雨前線や熱帯低気圧の影響で、9月8日午後4時半ごろに愛知県と岐阜県では線状降水帯が発生。特に名古屋市では1時間で100ミリ以上の雨が降り、1時間雨量としては2000年の東海豪雨を上回り、市内の交通網が大混乱となりました。9日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビ・TBS系)でもおなじみ、気象予報士と気象防災アドバイザーの資格も持つ沢朋宏アナウンサーが、リスナーさんから届いた気象に関する質問に答えました。聞き手は永岡歩アナウンサーと山本衿奈です。
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最近、大雨警報でレベル3やレベル4といった表現がされますが、この表現に関する質問です。
「昨日、私が暮らす自治体で、レベル3大雨警報がレベル4に引き上げられましたが、実感としてはレベル3の時の方が激しく降っていたように思います。
警報などの発令と実感が異なっていても、レベル4になったところで避難すべきでしょうか?」(Aさん)
これに対する沢の答えは「YES」。
実はよくあることで、その理由は雨の強さでレベルが決まるわけではなく、雨が降った後、街が浸水するリスクに対して警報を出しているためです。
雨が降ってから水が溜まるまで時間がかかるため、激しく降っているピーク時はレベル3でも、その後に浸水することがあるのです。
自分の家の周辺が大丈夫でも、同じ学区内のどこかで冠水状態になっているととらえた方が良いとのことです。
自宅避難か避難所への移動か、判断材料は何?
では、大雨が続いて避難指示が出た場合、実際にはどのように行動すれば良いのでしょうか。
「避難指示が出た時、家から出ないで通常の生活をする、いわゆる自宅避難が向いている家と向いていない家に差はあるのでしょうか?」(Bさん)
沢によると、この差が出る理由は複数あるそう。
ひとつは浸水しやすいかどうかで、これは低い場所かどうかなどで判断される浸水想定のハザードマップで確認することでわかります。
もし自宅周辺が浸水想定の地域に含まれていれば、レベル4大雨危険警報が出た際は避難すべきとのこと。
もうひとつは崖崩れなどが起きやすい場所かどうか、土砂災害に関するハザードマップで確認して大丈夫であれば、自宅避難でも良いという目安になります。
もし土砂災害のハザードマップで自宅周辺や自宅と避難所の間に問題があれば、レベル4土砂災害危険警報の時は避難すべきとのことです。
雨続きはいつまで続くか
最近は雨がかなり多いですが、この天候はいつまで続くのでしょうか。
「この先いつ晴れるのでしょうか、稲刈りが止まっていて困っています。秋野菜の植付けの準備もできず、しわ寄せが来そうです。
晴れても1、2日では乾かず、何もできません。米も品種によっては15日頃が(稲刈りの)限界なんです」(Cさん)
特に農業従事者の方は、天気によってかなりの影響があって大変です。
沢によると、あと2週間は無理なようで、止み間がある程度。シルバーウィークでようやく秋晴れが見えてくるといった状況だそうです。
(岡本)
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