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きっかけはウイスキー?ゴルフの1ラウンドが18ホールの理由

きっかけはウイスキー?ゴルフの1ラウンドが18ホールの理由

春はスポーツのシーズンでもあります。野球やサッカーなど各界のシーズンが本格化し盛り上がりを見せている中、アメリカではゴルフの4大メジャー選手権のひとつである「マスターズ・トーナメント」が始まりました。4月11日放送のCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』では、CBC論説室の石塚元章特別解説委員が長い伝統を持つゴルフ、そして「マスターズ・トーナメント」について解説します。

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ゴルフの始まり

石塚「アメリカでマスターズが始まってますし、今月の下旬になると中日クラウンズも始まりますね」

スポーツとしてのゴルフは1744年に確立されたと言われていますが、かつては男性だけのものとされていました。

石塚「そもそもスポーツは、男性や上流階級の人しかできないものだったんですよ」

そんな流れの中、19世紀になってかろうじて女性にも認められるようになったスポーツがテニスとスケート、そしてゴルフだったとか。

石塚「近代オリンピックが始まって2回目の1900年、初めてオリンピックに女性選手の参加が認められたのがゴルフとテニスでした」

長いゴルフの歴史の中でも、女性がプレイできるようになったのは意外にも最近のことだったようです。いわゆる「名門」と呼ばれる由緒あるクラブでは男性しか会員になれないところもありましたが、そういった風潮も近年は薄れつつあります。

18ホールの理由

石塚「ゴルフがなぜ18ホールか知っていますか?」

スコットランドで始まったと言われるゴルフ。発祥の頃は海岸沿いにコースがあったため、海風に晒され寒い中でのプレイ中を余儀なくされたそう。

石塚「だからみんな、ウイスキーを飲みながらやっていたんですって」

寒冷地に住む人たちがポケットに入れて持ち運びながら飲むような小さなサイズのウイスキーの小瓶。それを飲んで身体を温めながらプレイしていたとのこと。

石塚「そんなにたっぷり量があるわけじゃないから、18ホールくらい回ったあたりでちょうどウイスキーがなくなるそうですよ」

諸説あるそうですが、石塚はこの説を推しているそう。
ちなみに他には、名門ゴルフクラブのセント・アンドリュースがたまたま18ホールだったので、後から作るクラブもすべてそこに倣って18ホールになった説もあるようです。

ゴルフの英雄

そんなゴルフにまつわる話で、好きなエピソードがあるという石塚。

石塚「マスターズトーナメントを開催している、名門のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ。設計したのがボビー・ジョーンズという有名なゴルファーなんです」

アマチュア時代にあらゆる大会を制覇したという伝説のゴルファー、ボビー・ジョーンズ。それは彼が参加したある大会での出来事だったのだとか。

石塚「打とうと思ったらボールがコロンと動いちゃったんですが、彼はそれをちゃんと申告した。『いま動いたから一打だね』って」

些細な一打をカウントしたために、ボビーは惜しくも大会で優勝を逃してしまったのです。周囲が「真面目だね、あんなのいくらでも誤魔化せばいいのに」と言う中、彼はこう言い放ちます。

石塚「『何言ってるんだ。僕は泥棒をしませんでしたと言って褒められることはないだろう』と」

勝ち負けよりも、自分の中のスポーツマンシップに正直にプレイすることを大切にしたボビー・ジョーンズ。彼は「人間は負けた時にこそ教訓を得ることができる。私は勝った試合で何かを学んだことはない」という格言も残しており、石塚も尊敬の念を抱いているようです。

ハイボールの語源

石塚「ゴルフにまつわる蘊蓄をもうひとつ」

ウイスキーのソーダ割のことを「ハイボール」と呼ぶようになったきっかけも、ゴルフにあるという説があるとか。

石塚「ゴルフ場でウイスキーのソーダ割を飲んでいたら、たまたま誰かの打ったボールが飛んできて。それがちょうどグラスの中に入ったということから『ハイボール』って名前が付いたとも言われています」

ハイボールの語源にも諸説あり、誰にも本当のところはわかりませんが、石塚はこの説を推しているようです。
知ればもっとゴルフが楽しくなる豆知識、いかがでしたか?
(吉村)
 

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