全国初!AIで「校歌」を作詞作曲した学校。その活用法とは?
三重県桑名市で今月開校する小中一貫校「多度学園」で、全国初となるAIが作詞作曲した校歌が採用されることになり、話題となっています。学校側は「長く歌い継がれる校歌」になることを期待しており、8日の開校式でお披露目されました。 いったいどのようにして、AIを作詞作曲に活用したのでしょうか?4月5日放送のCBCラジオ『河原崎辰也 いくしかないだろう!』では、河原崎辰也とまーぼ春雨(盛庵)がこのニュースを取り上げます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く地域住民とAIが共同で作詞作曲
全国初となるAIが作詞作曲した校歌が三重県桑名市で今月開校する小中一貫校「多度学園」で採用されることになりました。
地域住民から集めた言葉や、こどもたちが考えたメロディーを基にAIが制作を支援。音楽プロデューサーの小室哲哉さんの助言も受けて仕上がったものとのこと。
河原崎「AIで校歌を作る。そういう時代か」
まーぼ春雨「すごい時代が来たぞ、と」
「AIを使う」と聞くと、個人的にはマイナスのイメージが強い、と明かす河原崎。
まーぼ春雨「ちょっと手抜いちゃったんじゃないの?みたいな」
河原崎「今回は『AIの正しい使い方って、こうじゃないかな?』というひとつのモデルケースになるんじゃないか」
ミュージシャンの河原崎は、AIを作詞作曲に活用することについて意外に肯定的なようです。
小室哲哉さんも制作過程に参加
いったいどのようにして、AIを作詞作曲に活用したのか、その制作プロセスを解説する河原崎。
まず、地域住民156人から702件のキーワードを募集。
河原崎「地域住民が校歌に込めたい言葉を公募したわけです」
一方、AIを活用した授業で小中学生が作曲に参加し、校歌の基になる40曲の原案を作成しました。
まーぼ春雨「すご!」
研究者や音楽の専門家が原案から候補を絞り込み、さらには小室哲哉さんも制作に加わるという気合の入れようです。
河原崎「あの小室哲哉も加わって」
まーぼ春雨「人間には無理ですもんね。700個以上のキーワードをいろいろ精査して、40曲の原案を作るのが『どんだけかかるんだ?』っていう」
AIに丸投げというわけではなく、まさに人間とAIの共同作業というプロセスでした。
人間よりも手間暇がかかった曲に?
2023年から約3年を費やしたこのプロジェクト。
三拍子のゆったりと力強いメロディーで、多度地区の自然の豊かさや人のつながりを感じることができる校歌が完成したそうです。
一般的な制作プロセスでは「依頼した音楽家の中から出てくるものがそのまま曲になる」と河原崎。
河原崎「その人の生きてきた中で培ったものから出てくるじゃないですか」
校歌の場合、いろいろな人の意見を取り込むことがより理想的にも思えます。
ところが、多人数で曲を作り上げると意見を集約する必要があるため、「誰がどうする」という責任問題が生じることを指摘する河原崎。
まーぼ春雨「『俺の案がないじゃん?お前かよ』とか」
また、ひとりの人に頼む方が制作期間を短縮できるものの、今回はAIの活用によって、逆に手間をかけてじっくり取り組む作業になっていた点を指摘します。
まーぼ春雨「AIって手間を省くためのもの、だと勝手に思っていたんですけど」
河原崎「(AIなら)一気に集約できる。ひとりに頼むよりも手間をかけてやっている」
最終的にどんな曲に仕上がっているのか楽しみ、と興味津々の河原崎でした。
(nachtm)
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