食料問題を解決?月の土壌を模して「豆」の収穫に成功
「アポロ計画」以来の月面着陸計画が現在進んでいますが、月面開発で懸念される問題は安定的な食料確保。アメリカの研究チームが月面の土壌「レゴリス」に似せたサンプルに「菌根菌」を混ぜたところ、「ひよこ豆」の収穫に成功したそうです。4月1日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがこのニュースを取り上げます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く植物の根に共生する「キンコンキン」
小高「キンコンキン」
つボイ「上から呼んでも、下から呼んでも」
小高「菌根菌」
「菌根菌」とは「植物の根に共生して生育する微生物」のこと。
植物の根っこに共生するいわば「カビ」のことで、実に陸上の植物の8~9割に「菌根菌」が共生しているそうです。
このたび、研究チームが培養に成功したのはこの「菌根菌」です。
つボイ「宇宙の食料に関するニュースはたびたび話題になっておりますけど。これまたすごいことですよ」
「レゴリス」が安定した土に変化!?
月や惑星の表面を覆う、細かい岩石の破片や砂状の堆積物「レゴリス」。
月の土壌「レゴリス」の性質は、地球の土とはずいぶん異なるそう。
今回の栽培実験では、レゴリスの割合が100%では開花しなかったため、レゴリスの割合を75%に下げたうえで「菌根菌」を混ぜたところ、ひよこ豆を収穫できることが判明。
収穫成功の考えられる理由としては、「菌根菌」がさらさらの「レゴリス」をまとまりやすく、安定した土のような性質に変えている可能性があるとのこと。
つボイ「すごいですやん。キンコンキン」
ちなみにキンコンキン(菌根菌)はあくまで日本語で、向こうでは英語で呼ばれているはずと小高。
「月面の土壌を使って植物を栽培できる可能性がある」ことから、イギリスの科学雑誌に掲載された今回の発見。
「宇宙飛行士たちが月面で食料を生産する第一歩となる」と、研究チームのジェシカ・アトキンさんは話しています。
小高「向こうで作って食べることもできる」
主要な食料として期待される「ひよこ豆」
食料の乏しい宇宙や月面において、貴重なタンパク源となるであろう「マメ」。
つボイ「豆というのは栄養価が高そうですからね。大きな期待持てそうですよ」
「ひよこ豆」には炭水化物としての成分もあるそうで、主要な食料として期待されています。
一方「キンコンキン」にはまだまだ課題があり、そもそも食べられるのか、どんな影響を与えているのか、など解決すべき点も。
人類がアポロ11号で初めて月に着陸してから53年。
約半世紀ぶりの月面着陸を目指す「アルテミス計画」が現在進んでおり、有人月面周回飛行を間近に控えています。
小高「未来には、月のお土産で『月のひよこ豆』を買って帰るとかね」
つボイ「お土産のことまでもう考えてますか。食料問題よりも(笑)」
(nachtm)
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