「かすうどん」の「かす」が美味しすぎた

名物揃いの大阪でも、特に南大阪で愛されてるソウルフード「かすうどん」。7月30日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、アシスタントの三浦優奈が先日この「かすうどん」を初めて食べたことを報告。大阪に住んでいたこともある永岡歩アナウンサーとではその美味しさについて語り合います。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くかすうどんの「かす」とは?
愛知県在住の三浦は、これまでかすうどんを食べたことがありません。
永岡「関東、東海地区で見たことないかな。よっぽど、大阪を売りにしたお店ならあるかもしれないけど」
「かすうどん」の「かす」は、三浦が思っていた「天かす」ではなく、牛の小腸をラードで揚げたもので、「油かす」と呼ばれています。
大阪では、たこ焼きやお好み焼きに入れることもある、身近なトッピングです。
かすうどんの美味しさを語り合う
三浦が初めて「かすうどん」を食べたのは、新大阪駅構内の立ち食い蕎麦屋。
価格は1,010円で「ささっと立ち食いできる店で1,000円超えはまあまあするな」と驚いたものの、味わいが期待を超えてきたと振り返ります。
昆布とカツオの関西風の出汁に油かすが加わることで、あっさりではなく、こってりと濃い深い味わいが広がります。
外はパリパリ、中はじゅわっとした油かす自体も美味しかったそうです。
かすうどんに親しみのある永岡も、その魅力を熱く語りました。
永岡「油かすはホルモンの脂プルプルの部分を全部絞ってカッサカサになってるんだけど、つゆつけて、復元作業していくわけだからね!
油のプルプルはほぼないんだけど、出汁に浸すことで時折ボコんってくる」
揚げた油かすがつゆに浸されることで、驚きの味わいに仕上がるようです。
かすうどん、まだ30歳
かすうどんの発祥は大阪府南河内地域と言われており、1995年に初めて提供されたと言われています。
誕生から30年。昭和10年生まれのたこ焼きや起源が安土桃山時代のお好み焼きと比べると歴史は浅いです。
永岡「確かに父親と食べた記憶はない。大阪の知り合いと食べた時に教えてもらった感じかな」
しかし油かすは高タンパク低脂質でコラーゲンたっぷり。
三浦は「これから全国区に広がっていくだろうな」と期待を込めました。
永岡も「出汁がうまい。油かす自体も上手くなるから最高ですね」と改めてかすうどんを絶賛です。
油かすの状態は店によって様々
永岡によれば、油かすの状態は店によって全く異なるそう。
極小に絞られた油かすを乗せたお店もあれば「ホルモンうどんかな?」と思うほど脂が残っているお店もあるとのこと。
「店ごとに探すのも楽しい」と、さまざまな店での食べ比べを楽しむことを勧めました。
また、三浦が訪れたお店は比較的高値でしたが、1,000円以下で楽しめるお店も多いそうです。
三浦は「今後は食べ比べもしながらいろいろ見てみたい」と、大阪での新たな食の楽しみを増やしていました。
(ランチョンマット先輩)
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