5回も味変!茨城県五霞町の新グルメ「シン・茨城あげそば」

『CBCラジオ #プラス!』の「日本全国にプラス!」では、いま全国で起こっている話題を取り上げます。茨城県五霞町には町名の「ごか」にちなみ、5回も味変できる「あげそば」があるそうです。これが「シン・茨城あげそば」。昨年の秋の「シン・いばらきメシ総選挙」の一般料理部門で初代王者に輝きました。7月29日の放送では、このグルメの開発に関わる大澤真理子さんに伺いました。
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茨城県の西南端にある五霞町は、江戸川を隔てて千葉県に、西南部を流れる中川を隔てて埼玉県に接しています。
そんな街で生まれた「シン・茨城あげそば」について尋ねました。
大澤さん「素揚げした常陸秋そばに茨城県産の野菜をたくさん入れ、おろしあんをかけて召し上がっていただく、あんかけのあげそばです」
常陸秋そばとは、茨城県の認定のブランド品種です。
また茨城県産のニンジン、レンコンのチップ、ネギ、白菜などが使用されているとか。
ワンポイントとして赤いものがトッピングされています。
大澤さん「カリッとした梅干しになります」
5回の味変
町の名前にちなんで5回味変ができるというこのメニュー。どんな変化があるのでしょうか?
大澤さん「味変の種類は5種類ありまして、豆乳とラー油、すりごま、柚子胡椒、カレー粉を入れていきます。
順番は最初に豆乳、ラー油、すりごまを入れるとタンタン風になります。これはおすすめです。
次に柚子胡椒です。これを入れると柚子胡椒のピリッとした辛みが、お蕎麦と相性抜群です。
最後にカレー粉を入れると汁までおいしく食べられます」
ちなみに、大澤さんが個人的に好きなのはタンタン。「ゴマたっぷりでかけるととてもおいしいです。
また「意外に柚子胡椒がおいしかった」という声もあったそう。
日本そばを揚げる?
このあげそばはどうして作られたのでしょうか?
大澤さん「『道の駅ごか』では職人の方がそばを手打ちしています。常陸秋そばと茨城県産の野菜をたくさん使った商品を作りたいと思って考えました。
『シン・いばらきメシ総選挙』でグランプリをとってから、昨年10月末から販売しています」
珍しい日本そばの素揚げを思いついたきっかけは?
大澤さん「茨城のもので新しい食べ方をできないかなということで、おそばをゆでるのではなく、揚げてみようかと考えました」
見た目と味変にこだわり
商品開発のこだわり、そして反響を尋ねました。
大澤さん「まず、見た目です。赤、緑、黄色の彩を意識した食材を使用して華やかさを出しました。
2つ目が食べながら味の変化を楽しめることです。パリッとしたあげそばの食感、そのあとメンと絡むとおそばの食感が変化するのでそれも楽しんでいただきたいです。
あとは味変をすることで何回食べても楽しめる商品にしました。見た目がきれいだね、味変が楽しめていいねという言葉をいただいています」
「シン・茨城あげそば」は、茨城県五霞町の国道4号沿いにある「道の駅 ごか」で販売されています。
茨城方面を訪れる際はぜひチェックしてみてください。
(みず)
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