フルーツの食べ方で世代がバレる?塩や砂糖をかけて美味しく食べる工夫!

季節は夏真っ盛り。水遊びやお祭りなどのレジャーに心躍る時期ですが、とはいえ外は厳しい猛暑。そんな時は涼しい家でのんびりと、旬のフルーツをたしなむのもおすすめの夏の過ごし方です。そして夏のフルーツといえばなんといってもスイカ。7月26日放送のCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』では、スイカの食べ方について話題に登りました。CBC論説室の石塚元章特別解説委員と加藤愛が、タネの扱いや何をかけるかで盛り上がっています。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴くスイカのタネ、どうやって取る?
石塚「スイカは好きですか?」
こんな問いかけから始まったトーク。「好きです!」と即答した加藤は、この夏すでに何度かスイカを食べたそう。
加藤「夏って感じでいいですよね!」
スイカは見ただけでも夏が来たなと感じるほど、夏の代名詞のひとつでもあります。石塚はまだ食べていないとのこと。これから食べるのを楽しみにしているようです。そんな中、リスナーからこんな投稿が寄せられました。
「昨日、我が家の空中スイカを収穫しました。品種はピノガールです。マイクロシードといってタネがとても小さくて、タネごと食べてもほとんど苦にならないほど食べやすい品種です。味もよく、美味しくいただきましたよ。もうひとつなっているので、近いうちに孫に食べさせてやりたいと思います」(Aさん)
加藤「タネが気にならないのはいいですね!」
スイカは好きだがタネを取るのはやはり少し手間だという加藤。時間がかかったり手が汚れたりと、なかなか面倒です。
石塚「食べてからプップッて吐き出すのも、昔はやりましたけどね」
加藤「外で食べてたらそれも気にならないんですけどね」
しかしそんなタネ問題と格闘しながら食べるのも、夏の醍醐味とも言えるでしょう。
タネは食べちゃダメ?
石塚「こどもの頃、タネはちゃんと出さないと駄目だって教えられました。タネごと食べたらおへそからスイカが生えてくるって(笑)」
加藤「聞いたことある!」
実はスイカのタネを食べても害はないものの、食べ過ぎると消化不良になる可能性があります。
さらに小さなこどもには誤嚥のリスクがあるので、注意を促すためこういった冗談に交えて伝えていたのではないでしょうか。
石塚「食べてすぐ寝たら牛になるとかね」
加藤「雷が鳴ったらおへそを隠そうね、とか」
石塚「そうそう(笑)。でも、それはちゃんと理由があるみたいだよ」
雷雨の時には空気の温度が下がるため、お腹を出したままでいると冷えから体調を崩しやすくなってしまうようです。そのため、雷が鳴ったらきちんと服を着たり、あるいは寝ている時は布団をかけたりして「おへそを隠す」と言い伝えられているようです。
石塚「諸説あるかもしれませんが」
夏は特に薄着で過ごすため、急な夕立や天気の変化の時には気をつけたいものです。
スイカはそのまま?それとも…
また、スイカ繋がりでこんな投稿も届きました。
「真夏はとにかく暑いからスイカでしょ!昨日、貰い物のスイカを食べました。包丁を入れたら中は真っ赤で、甘いこと甘いこと。びっくりしました。こどもの頃にスイカに塩を振っていたのは、当時のスイカはそれ程甘くなかったからなんでしょうか?今のスイカって甘いから、塩なんて振らないですよね?」(Bさん)
加藤「塩、かけてましたか?」
石塚「こどもの頃はスイカには塩かけて食べてましたよ」
地域や家庭にもよるかもしれませんが、こういった人も多いのではないでしょうか。スイカに塩をかけることで、味の対比効果によってより甘みを感じることができるのです。
石塚「それに暑い時、水分と塩分を一緒に取るのも理にかなっているんですよね」
Bさんの言うようにこの頃は品種改良が進んで、昔よりも美味しいスイカが作られるようになりました。そのまま食べても十分甘いのですが、スイカに塩は美味しいだけでなく、実は熱中症予防にも効果的なのでした。
スイカ以外にも
フルーツにかけるのは塩だけではありません。
石塚「イチゴも最近はそのまま美味しくいただけますけど、昔はちょっとすっぱいイチゴも多かったので、砂糖かけて食べてましたよ」
加藤「確かに!」
フルーツが家庭に広く出回り始めたばかりの頃は、スイカ同様、イチゴもまだあまり甘くありませんでした。そのため砂糖をかけて甘みを足したり、牛乳に浸して砂糖を入れて、潰して食べたりしていたのです。
加藤「フルーツを美味しく食べるための知恵だったんですね」
石塚「今はフルーツそのものがみんな美味しくなってきているから、余計なものかけなくてもいいんだけどね」
グレープフルーツもその代表格です。半分に切って砂糖をかけて、ギザギザのついたスプーンですくって食べる、といった食べ方が一般的でした。
加藤「今のイチゴには練乳とかも要らないですよね。かけたら美味しいですけど」
そう考えると、時代の流れと品種改良の進歩に改めて驚かされます。もちろん好みの問題もありますが、数十年後には塩や砂糖をかける行為自体驚かれる日が来るのかもしれません。
(吉村)
タグ
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。