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ボカロP・Noz.さんの音楽の原点は家族との弾き語り!ノリと勢いでスタート

ボカロP・Noz.さんの音楽の原点は家族との弾き語り!ノリと勢いでスタート

4月19日の大阪公演を皮切りに5月31日の沖縄公演まで7会場で開催されている国内ツアー『初音ミク JAPAN LIVE TOUR 2025 ~BLOOMING~』。5月11日、そのテーマソング「Over Flow(er)」を描き下ろしたボカロPのNoz.さんが、CBCラジオ『RADIO MIKU』に出演しました。ボカロとの出会いや、楽曲制作でこだわっていることなど、清水藍がたっぷりと話を聴きました。

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夜しか作業できない系ボカロP

2017年10月ボカロPデビューしたNoz.さん。
ニコニコ動画への初投稿曲は「ココロ・ハードモード」でした。様々なジャンルの要素を取り入れたミクスチャー感が特徴で、「ボカコレ2021春」に合わせて投稿した「ヘッジホッグ」で総合ランキング10位。

その後、同曲は「マジカルミライ2023」のアルバム楽曲にも収録されました。

「こんばんは」というあいさつで始まったインタビューですが、実は朝10時に収録中。清水のイメージではボカロP=夜行性ですが、Noz.さんは?

Noz.「がっつり夜行性で、逆に夜しか作業できない系の人間です(笑)」

普段この時間に起きることはほとんどないそうです。

家族で弾き語り

Noz.さんのサウンドはバンドサウンド的な要素も含んでいるため、楽器経験があるのでは?と思った清水、音楽を始めたきっかけを尋ねます。

Noz.「父がアコギを持っていたので、家族で弾き語りをする習慣がありました。姉も歌を歌ってたので、一緒にやったりとか。そこから音楽に触れて言った感じです」

時期としては、Noz.さんが小5くらいの頃から弾き語りをしていたと言います。どんな曲を弾き語りしていたのでしょうか?

Noz.「親世代の音楽とか…両親がサザンオールスターズが好きで、『真夏の果実』とか。平成ソングだったら、ギターで弾くのに簡単な『おさかな天国』とか」

就活で辞めるつもりが…

ボカロとの出会いは、ボカロ好きな友達からの紹介だったとのことで、曲を作り始めたのは大学時代。入っていた音楽サークルにボカロ好きがいたそう。
それ以前からDTM(パソコンを使った音楽制作)をやっておいたというNoz.さん。

Noz.「重音テトみたいなフリーソフトはそれまでにも使って作っていたんですが自己満足。投稿するってノリと勢いが大事じゃないですか。(視聴回数が)伸びなくてもいいやって感じで出しました」

清水「実際投稿してみてどうでした?反響とか」

動画には思っていたよりコメントが付き、中には「期待の新人」というコメントもあったそう。
大卒の新卒就活でいったん辞めようと考えていたところ、その頃に様々な打診が来たため続けることになり、そのまま今に至るとのこと。

ボカロP活動については家族も知っており、姉からは「バラードは物足りない」などと言われたこともあったとか。また家族でカラオケに行った際には、姉がNoz.さんの曲を歌うこともあったそうです。

この後も、お気に入りのボカロ曲や描き下ろした「Over Flow(er)」についてトークが続きました。
(葉月智世)

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