非対面でのクレカ口座開設、ICチップでの本人確認義務化へ

インターネット上などの非対面で銀行口座やクレジットカードを作る場合に行なわれる本人確認。警視庁はこの本人確認の際、原則マイナンバーカードなどのICチップを使った方法にするよう、金融機関などに対して義務付ける方針を決めました。3月4日の『CBCラジオ #プラス!』では、光山雄一朗アナウンサーと山本衿奈、つボイノリオが朝日新聞の記事をもとにこの話題について意見を交わしました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くICチップ使用義務の背景は特殊詐欺
非対面でクレジットカード口座を開設する場合に義務化されるICチップでの本人確認。
警視庁は2027年4月1日の実施を目指しています。
これまで使用できた運転免許証の写真やコピーはこれからは廃止されていく方針です。
つボイ「運転免許証も偽造のものを使ってね、申し込んだりすると、それはえらいことになりますもんね」
つボイが言う通り、偽造した免許証を使うなどして不正に開設した銀行口座を使い、特殊詐欺の振り込み先などに悪用される事件が相次いで起きていました。
そこで、ICチップで本人確認を義務付けるよう動き出したとのこと。
一方でマイナンバーカードを持たない人の場合は、本人確認で住民票の写しなどの公的な書類の原本を郵送する方法を引き続き残す方針です。
パーソナリティらの意見
インターネット上でマイナンバーカードを金融機関に提示する際、マイナンバーカードのICチップをスマートフォンにかざして読み込む必要があります。
つボイは使うスマートフォンの機種によって読み取りづらい時があり、「スマートフォンで読み込むというのはえらい苦労する人もおるぞ」と意見を述べました。
一方で山本は「免許証の写真を撮る、マイナンバーをスマホにかざす、というほぼ同じ手間でセキュリティが強化されるっていうのは、いい方向に向かっている」と、セキュリティ強化の高まりに期待を向けました。
マイナ運転免許証、今月からスタート
マイナンバーカードといえば、運転免許証と一体になった「マイナ免許証」が3月24日から始まります。
マイナ免許証のみを持つこと、マイナ免許証と従来の運転免許証を2枚とも持つこと、従来の運転免許証のみを持つこと。
この3つの選択肢から免許証を選ぶことができます。
つボイは次回の免許証更新が4月なので、新しい免許証をどのパターンにするか今考えているそう。
どのスタイルが自分に合っているかを見極めて選ぶ必要がありそうです。
(ランチョンマット先輩)
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