「ぷりちょう」ってなに? 懐かしのママの青春グッズ いまの子どもにどう映る?
現在、子育てに勤しんでいるママたちの青春時代に流行ったアイテム、子どもたちにどう映るのか街角クイズを実施。心くすぐられるママに対し、子ども世代は驚いたり面白がる子まで反応は様々です。なつかしのアイテムが今の子どもたちにどう映るのか街角取材をしました。
通話がバレバレ!光る携帯電話アンテナ
金属でできていて、少し先が膨らんだものが付いた棒。実物を渡された子どもたちはどんな反応を見せるのでしょうか。
女子小学生たち「あ、これシャーペンか。シャーペンの中のやつ?ボールペンかも」
女子中学生「初期型のボールペンみたい」
これは携帯電話のアンテナです。当時はガラケー全盛期の時代で、備え付けのアンテナを取り替え、自分の携帯にオリジナリティを出すことが流行していました。
中でも目立っていたのが、光るアンテナ。着信すると光り、通話中も光っていたのが印象的です。今はスマートフォン全盛の時代。アンテナは内蔵されています。携帯電話のアンテナだと知った女子小学生たちは、意外な反応を見せました。
女子小学生「すごい最新!古いけど新しい」 古いアンテナが電波だけでなく、今の若い子たちの心もキャッチしました。
外出の必需品だった使い切りカメラ
続いては、ママたちには懐かしい使い捨てカメラ。90年代一世を風靡し、当時は観光地などで多く販売されていて、お出かけのお供として欠かせませんでした。
こどもたちに見せると、見た目からカメラだとわかっています。では、この使い切りカメラで、フラッシュを焚いて写真を撮ることはできるでしょうか。
本体の使い方を隠した状態で渡し、実演してもらいました。
女子小学生たち「(カメラ右上のダイヤルを回して)これズーム?」
女子高生「フラッシュの炊き方がわからないです」
お手上げでした。撮影するにはまず本体裏側のダイヤルを止まるまで巻き、前面にあるフラッシュのスイッチをON。あとは右上部にあるシャッターボタンで撮影完了です。
逆に、現在昭和レトロなものが流行っているため敢えて使い切りカメラで写真を撮るという若者もいました。
プリントシールを多く交換して集めた手帳
最後は「ぷりちょう」という言葉の意味はこどもたちに分かるのでしょうか。
女子大学生「マジで分かんない、なに「ぷりちょう」って」
女子小学生「プリキュア?」
全く見当がつかず、首をひねるばかりです。
「プリ帳」とは、プリントシールを集めて貼る手帳。ママたちの時代は、いろんな人とのプリントシールを交換して集めたものをたくさん手帳に貼るのが流行でした。今でもプリントシール機はありますが、ママ世代の頃とは全く違う機能がずらりとついた別物です。
女子中学生「交換するの?プリントシールを?人の顔を!?」
ママ「その手帳を、シールでいっぱいにするのがいいみたいな」
今のこどもたちには、ちょっと理解できなかった様子。
ママの青春のアイテムに対する子どもたちの反応は様々。時代を超えて受け入れられるものも色々とありそうです。
CBCテレビ「チャント!」5月10日の放送より。