素掘りの隧道に貝の化石!?岐阜県は珍しいトンネルの宝庫!子どもも楽しめる隧道を巡る旅!

2023年5月6日(土)放送
素掘りの隧道に貝の化石!?岐阜県は珍しいトンネルの宝庫!子どもも楽しめる隧道を巡る旅!

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務めるバラエティ番組『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。今回は全国100万キロ以上の道を巡ってきた道マニア歴25年の鹿取茂雄さんが、小さなお子さんでも楽しめるツアーを特別に企画!岐阜県にある“隧道”を巡ります。

小学生の作品が見所!歩道専用に生まれ変わった隧道

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

鹿取さんと一緒に旅をするのは、家族で隧道巡りをすることもあるほど道が大好きな3歳児“めー君”とそのお母さん。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「岐阜の隧道巡りツアーをしたいと思います」

全国的にも珍しい隧道が集まる岐阜県で、鹿取さんがお子さんでも楽しめる隧道を厳選したそう。最初に訪れたのは、岐阜市にある「常盤(ときわ)トンネル」。その脇にある旧道を歩いて、隧道を目指します。

ときわ歩道ドリーム
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

辿り着いたのは、歩行者専用の「ときわ歩道トンネル ドリーム」。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「もともとは車が通る道だったが、穴が小さいから車とすれ違えない。だからその横に新しく大きな常盤トンネルを造り、こちらの小さい方は歩道専用のトンネルとして残された」

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

常盤トンネルの開通に伴い、かつて使われていた隧道は1994年に歩道用のトンネルとして整備されました。トンネルの入口や内部の壁面には、当時の常盤小学校の生徒たちが作成した銘板やカラフルな絵の作品が飾られています。

素掘りのトンネルに貝の化石!?

化石トンネル
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

続いて訪れたのは、岐阜県の南東部に位置する瑞浪市。険しい山道を進み、到着したのは2つ目の目的地「正馬様(しょうまさま)トンネル」。

(道大好き3歳児・めー君)
「スゴい!素掘り」

幅も高さもない小さな隧道で、内部はくっきりとした凹凸が見られる素掘りが特徴。表面にはなんと貝の化石が!瑞浪市はその昔、海だったことから化石の発掘場として有名だそう。

こちらの隧道は素掘りで地表がむき出しになっているため、化石を至る所で見ることができます。通称「化石トンネル」と呼ばれており、化石と素掘りの隧道を一度に楽しめます。

通学路として造られた、子どものための隧道

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

最後はお子さんに一番見せたいという、鹿取さんイチオシの隧道へ。車で行けない場所にあるため、歩いて向かいます。隧道へ続く山道は草木が生い茂り、かなり荒れた状態に。鹿取さんがナタで道を造りながら、先導を切って突き進みます。

(道大好き3歳児・めー君)
「看板ある」

草木に埋もれる道路標識を発見しためー君。鹿取さんも「いいところ見てるね」と感心します。山の中には、落石注意の道路標識が今も残っています。

白倉隧道
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

そして辿り着いたのは、天井が低い「白倉(しらくら)隧道」。中は素掘りでゴツゴツとした岩肌が見えています。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「ここは子どものために掘られた隧道。小学校に通うための通学路として造られた」

反対側は木が倒れていて通り抜けることはできませんでしたが、当時の小学生に思いを馳せながら白倉隧道を堪能したところでツアーは終了です。

5月6日(土)午後3時30分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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