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日本の奇妙な道“暗橋”のラスボスとは!?暗渠道を巡る

日本の奇妙な道“暗橋”のラスボスとは!?暗渠道を巡る

ミキの昴生と亜生の2人がMCを務める『道との遭遇』。全国の道に特化したVTRをミキが様々な視点で楽しんでいきます。

CBCテレビ/道との遭遇

今回案内してくれる道マニアの方は、道マニア歴13年の髙山英男さん。

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東京23区内の道はほとんど巡り、道に関する本まで出版している方です。髙山さんが案内してくれるのは、“暗渠道"(あんきょみち)と呼ばれている道。暗渠とは、「川を地下に移したもの」を意味し、元々川が流れていた場所の上にできた道を“暗渠道"と言います。今回は住宅街に隠れた“暗渠道"を巡ります。

実は街中には“橋跡”がたくさん 昔そこには川があった!

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今回やってきたのは東京都葛飾区。まず案内されると、そこには多くの車止めが。実は車止めは暗渠道のサインの一つ。車両が通ると暗渠が崩れるおそれがあるため、暗渠道には車止めを設置していることが多いと言います。

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続いて目の前に現れた小さな塀のようなコンクリートには、"もとみやはし"の文字が。実はこのコンクリートは“橋跡”で、昔橋があった証拠です。

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暗渠にかかっていた橋なので、"暗橋"と髙山さんは呼んでいます。数ある“暗渠サイン”の中でも特にテンションが上がるものだそうです。

次に訪れたのは、横に小川が流れている歩道。この歩道も暗渠道だそうで、暗渠道に親水設備を作っているそう。暗渠道にもいろんな種類があるのです。

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この暗渠道を辿っていくと、次の"暗橋"があると髙山さんは言いますが、辺りを見渡しても、“橋跡”が見当たりません。

しかし足元をよく見てみると、道路のタイルに「袋橋」と書かれている橋名板が!地元の方によると、この「袋橋」の下にはドブ川が流れていたそうです。

東京・葛飾区内で “暗橋のラスボス”へ!約940の“暗橋”で唯一

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次は、髙山さんにとっておきの"暗橋のラスボス"を案内してもらいます。

その"暗橋"は、区内で約940ある"暗橋"の中でも、1つしかないとのこと。目的の場所に着くと、長くて広い暗渠道の蓋が!さらに蓋の断面が横から見えるんです。

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しかし、“ラスボス”の理由はこれではなく、目の前に現れたのは…

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"さくらはし"と書かれた橋名板。そして両側に"暗橋"の跡があります。このように“橋跡”が両方残っているのは、葛飾区内では1か所とまさに“ラスボス”なのです。ちなみに東京都内でも3か所しかないそうです。

7月5日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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