マヂラブ、合唱の沼にハマる?? コロナ禍で歌えず存続の危機から日本一へ! 愛知県『豊田東高校』合唱部
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、愛知県豊田市にある『愛知県立豊田東高校』の『合唱部』です。今年、創立100周年の伝統あるこの高校。その『合唱部』が“ボイスケアコンクール”という合唱コンクールで全国優勝を果たしたとのことで、校長がCBCに訪れ、取材依頼。その熱意にお応えし、マヂラブが向かいました。
出迎えてくれたのは、その校長先生。優勝したことを「快挙です!」と言い、「取材で合唱部の子たちに元気を与えてもらいたい」と、マヂラブに労ってほしいことを改めて伝えました。練習場所の音楽室におじゃますると、部員は女子だけの9人。多い時代には20人以上の部員がいたそうですが、コロナ禍によって歌を披露する場がなくなり減少。2人しかいない年もあって、その時は合唱ではなく「デュエット」をしていたとか。
そんな時期を経て、「一つでも大きい経験がしたい」と今回この合唱部が応募し優勝した“ボイスケアコンクール”は、のど飴で有名な“カンロ”が主催した大会。活動の機会を失った全国の合唱団のためにオンラインで開催されました。審査員はなんとゴスペラーズで、後日、学校訪問をしてくれ共演も果たしたのです。その大切な曲、最終審査の課題曲でもあったゴスペラーズの「永遠に」をマヂラブの前で披露。みんなで伸びやかに歌い上げました。
存続の危機だった合唱部を支え続けた2人の先輩。そして、その歌声に憧れて入部したという生徒もいる仲のよい部員たち。話はカラオケのことに進み…、マヂラブはワンポイントレッスンを体験することに。
練習その①は、「ハミング」です。
「口を閉じて、眉間の辺りから音を出すイメージで」という難題にマヂラブも挑戦。ハミングは、歌詞を口ずさまない分、音程を取ることに集中できるとか。
練習その②は、「腹筋を使った発声」です。
ピアノに合わせ「あ~あ~、ああああ~」と腹筋を使って声を出し、次々と高くなっていくキーに合わせて発声していきます。腹筋で支えることで音程が安定し、メロディーが歌いやすくなるとか。マヂラブの二人は高さの限界にきて、うまく声が出せなくなっていきましたが、指導してくれた部長は笑いながらも「伸びしろがあります」と褒めてくれました。
今は、学校で行う定期演奏会に向けて練習中。演目は、リトルグリーモンスターの「世界はあなたに笑いかけている」です。9人全員揃って歌うのは初めてだとか。マヂラブの二人は、「お前たちならできる!」などと力いっぱいのエールを送りました。そして、後日行われた定期演奏会にカメラが潜入。「全力で楽しむぞ!オ~!」と全員で掛け声をして、ステージへ。“デュエット”で部の存続を守ってきた先輩2人は、「音楽室にすら響かない歌声が、こんなに大きくなったのはうれしい」と9人で歌う楽しさをかみしめました。
また「新入部員を増やしたい。音楽室に入りきらないくらいの部員、待ってます!」と、9人全員の笑顔で締めてくれました。