『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、愛知県江南市にある中高一貫教育の『滝学園』です。その中学1年の生徒2人から「先進技術研究部があり、野田さんはゲームを作るほどパソコンが得意なので来てください」とのメールをもらい、マヂラブが向かいました。

野田は芸人でありながら、既にソフトが商品化されているゲームクリエイターでもあります。メールをくれたうちの1人は、野田がクラウドファンディングでゲームを作った時に出資するほどのファン。その生徒が所属する『先進技術研究部』は、高校生72名、中学生80名という巨大な部です。

活動場所には、パソコンがズラリ。早速、野田ファンの生徒が作ったゲームを見せてもらうと、「めっちゃ野田ゲーぽいな」と自分のゲームのテイストと似ていることが嬉しそう。野田もそのゲームをプレイすると「おもしろいな！採用！」と、中学1年とは思えないクオリティーの高さに驚きました。
また、高校3年の部員は、高度な謎解きゲームを製作。「ちゃんとチュートリアル(操作説明)作ってるな」と、野田は作り込んでいることに感心します。
滝学園の校舎を舞台に謎を解いて進んでいくゲームで、校内を歩いて大体の距離を測り、実際の距離感に寄せて作ったとか。

村上が「良い所や改善点があれば教えてください」と野田に言うと、「良い所も何も…、オレじゃ作れないゲームだからね」と批評する立場にないことを告げ、「この学校に通っている愛もあるし、このステージ（舞台設定）を作れるのは君しかいない」と絶賛。

さらに、「ぜひとも野田ゲーにも関わってほしい」とスカウトする一幕では笑いを誘いました。

この部が凄いのは、ゲーム製作をする『プログラミング班』だけではなく、他にも様々な活動をしているところ。続いては、ロボットを作る『レゴ班』に向いました。
昨年、オリジナルロボットの自動制御技術を競う全国大会のジュニア部門に出場し、レゴブロックを使った車型ロボットで見事準優勝！

担当した生徒は「最初にボタン押したら、(自動で)やってくれます」と、自動制御の動きを見せてくれました。仕組みは、センサーが色を認識して、その色に応じてプログラミングされた行動をとるというもの。車型ロボットが、荷物に見立てた物をスムーズに運んでいきます。撮影では、昨年立ち上げたという『ドローン班』の協力も得て、ふかんの映像もバッチリでした。

皆さんに将来の目標を聞くと、愛知県屈指の進学校らしい返答が。
「エンジニアになって、レスキューロボットを作りたい」「脳神経外科医になりたい」と中学1年で既に明確な目標がある生徒や、高校生からは「精神科医」「救命医」、そして極めつけは「社長になりたい。IT系の会社を立てて、成功します！」と清々しく部長が答えてくれました。

マヂラブの二人は「日本の未来のトップたちを見た気がしました」と、今回の訪問を締めたのでした。