年間3000万食売れるカレーの冷やしバージョンが登場!今年は冷え冷えグルメがアツい!
蒸し暑い日が続くと食欲も落ちがち。この夏、熱々の料理を冷やして食べる“冷え冷えグルメ”が続々と登場しているんです。商品開発者を直撃し、熱々の料理を冷え冷えのおいしいメニューにする秘密を取材しました!おうちで食べられる冷やしカレーもご紹介します!
熱々とんかつの冷え冷えメニュー!秘密はご飯と出汁にあり!
訪れたのは、名古屋市北区にある「とんかつ知多家 金城店」
揚げたて、切りたてにこだわり、作り置きは一切なし!オーダーを受けてから、お肉に合わせて特注したパン粉で包んで揚げている、サクサクジューシーな食感のとんかつが人気のお店です。
7月から期間限定で販売している冷え冷えグルメは「冷やしかつ丼御膳」。
夏野菜やとろろがトッピングされて涼しげなビジュアルですが、もちろんとんかつは揚げたて!
(とんかつ知多家・山崎源太郎さん)
「炊き立ての熱々のご飯を、わざわざ氷水で洗っています」
実はこのメニュー、熱々、サクサクのとんかつを、冷やしてもおいしく食べてもらうため、炊き立てのご飯をわざわざ氷水で洗っているんです。表面のぬめりもとれるため、サラッとした口当たりになるとのこと。
さらに冷たい出汁をかけることで、揚げ物の油っぽさがなくなり、暑い日でもサッパリと食べられます。
(とんかつ知多家・山崎源太郎さん)
「毎朝みそ汁用にひいているかつおだしを活用しようと思ったんですけど、どうしてもとんかつに負けてしまう。(採用している)焼きあごだしは、深い味わいと旨味が特徴なので、とんかつにも負けないし、冷たくてもおいしく食べられます」
元寿司職人が開発!とんかつ業界に新風を!
冷やしかつ丼を発案した山崎さんは、実は元寿司職人!
ヨーロッパで開催される国際会議で政治家などを相手に寿司を握ったり、世界各地に寿司を普及させるための講習会を開いたりと、海外で活躍していました。
新型コロナの影響で海外での仕事が難しくなり帰国。これまでの経験を買われ、地元・名古屋の知多家に就職。今は冷やしかつ丼以外にも、とんかつをひつまぶし風に食べる「とんかつまぶし」を開発するなど、とんかつ業界に新たな風を吹き込んでいます。
冷やしカツ丼は1日10食限定!8月末まで販売の予定です。
売り上げ好調!人気シリーズの夏の新商品“冷やして食べるカレー”
冷やしグルメには、おうちで簡単に食べられる商品も!
年間3000万食以上が売れる人気商品「無印良品のカレー」シリーズに、温め不要の「冷やして食べるカレー」が新登場!
「チキンジンジャーカレー」と「えびとトマトのカレー」の2種類が販売されています。
ご飯は温かくても冷たくても、どちらでも合うとのこと。
油脂が固まらないように、鶏もも肉や生クリームの代わりに、むね肉やヨーグルトを使用。サラサラのスープ状なので、夏の定番そうめんなど、麺類にもピッタリです。
50種類以上ある「無印良品のカレー」シリーズの中で、売り上げ上位に入っています。
夏にピッタリの冷え冷えグルメ、暑い日には試してみては?
CBCテレビ「チャント!」7月27日放送より