爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』！今回は愛知県の大人気パーキングエリア「刈谷ハイウェイオアシス」に密着。人気の秘密を徹底調査します。

年間約50万人が利用する天然温泉！

刈谷ハイウェイオアシスは、2024年の年間来場者数が700万人以上。全国の遊園地などの来場者数ランキングで、東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに次ぐ第3位に入ったほどの人気スポットです（レジャーランド＆レクパーク総覧2015）。

温泉にグルメ、メリーゴーランドまで見どころは満載。番組は、刈谷ハイウェイオアシスの何を楽しみに来ているのか、来場者151人に調査しました。

「来場者のお楽しみランキング」第6位は「天然温泉かきつばた」。温泉の年間利用者数は約50万人。誰でも温泉を楽しめるのはもちろん、土日・祝日限定の朝風呂は料金がお得に！

日本中のサービスエリア・パーキングエリアの魅力を伝える活動をしている「日本サぱ協会」の山形さん、青葉さんによると、全国にサービスエリア・パーキングエリアは889か所、周辺の公園や商業施設などを一体化したハイウェイオアシスは33か所あるのだとか。その中で温泉があるハイウェイオアシスは3か所だけです。

刈谷ハイウェイオアシスの温泉、最大の特徴は天然温泉。支配人・水野さんによると、開業した20年前は全国のパーキングエリアやサービスエリアにはお風呂屋さんはほぼ無かったのだとか。当時は、スーパー銭湯ブームで、刈谷市として初めて温泉を掘ったそうです。

地質調査を行い、約6か月かけて掘り続けた穴の深さは地下1200ｍ。中部電力MIRAI TOWERを約7倍にした深さ！刈谷市で初の天然温泉が湧き出しました。

かきつばたの天然温泉は、塩分を多く含み、湯冷めしにくく、冷え性などに効果的。露天風呂や電気風呂が人気で、温泉以外にも施設2階には誰でも利用できる休憩スペースがあります。

2階へ上がる階段の踊り場では超激安の新品の洋服がずらり。サンプルや訳あり商品を仕入れ、安い値段で販売しています。

1階にあるレストランは、温泉の利用料を払わなくても入場可能。施設を丼で表現した「ハイウェイオアシス丼」は、ここでしか食べられません。かきあげは観覧車、穴子の天ぷらは高速道路、温泉卵は温泉、シソの天ぷらは公園、ノリの天ぷらは駐車場をイメージしているそうです。

お客さんをお出迎えするマスコットキャラクターとして2024年に誕生した「美湯（みゆ）ちゃん」は、副支配人・橘川（きっかわ）さんがモデルとのこと。

30種類の味が楽しめる「えびせんべいの里」

「来場者のお楽しみランキング」第5位は「えびせんべいの里」。えびせんべいは、お米ではなく、じゃがいもでんぷん、エビのすり身などを焼き上げたお菓子。愛知・美浜町にある本店は1948年創業。刈谷オアシス店には、県外からも多くのお客さんが訪れます。

最大の特徴は、えびせんべいの種類が豊富なこと。オーソドックスな商品から、カレー味、トマト＆バジル味、キャラメル味など独創的なえびせんべいまで、味は約30種類。商品の数は約40種類です。

えびせんべい作りで最もこだわっているのは練る工程。経験豊富な職人が、湿気や気温などを考慮し、日によって練り具合を変えているそうです。

お店では、常時8種類のえびせんべいが試食可能。食べたい分を取ったら、専用の試食スペースで食べるのがルールです。

総工費約4億円のデラックストイレ！？

「来場者のお楽しみランキング」第4位は「デラックストイレ」。総工費は約4億円！広くてきれいな超豪華なトイレです。手洗い場も広々。

高速道路のトイレは汚いというイメージを払拭したいと、2004年の開業当時、総工費1億2000万円をかけてトイレを作ったことが話題に。その後、2011年には8000万円をかけて、より高級感溢れるデザインに。そして、2022年に約4億円をかけて、大掛かりなリニューアルを行いました。

普通のトイレでは考えられないVIPルームも。中にはソファー、ドレッサーがあり、トイレの洗浄パネルはセンサーが反応するとボタンが浮かび上がる空中浮遊リモコン。ボタンに直接触れずにスイッチを操作することができるので衛生的です。

山形さんによると、刈谷ハイウェイオアシスのトイレがきっかけとなり、全国のサービスエリア・パーキングエリアのトイレがきれいになったそうです。

「来場者のお楽しみランキング」第1位～第3位は後編をチェック！

CBCテレビ『デララバ』2025年6月11日放送より