声優、ネイルアート、バンドレッスン・・通信制高校のオリジナル講座でプロから学ぶ!夢に向かって励む生徒たちをパンサー向井が応援!名古屋市中村区の学校に向井ます!
名古屋市中村区にある通信制の高校『KTCおおぞら高等学院 名古屋キャンパス』。
生徒が担任を選択できる“マイコーチ”などユニークな教育システムが特徴で、色々な事情で全日制の高校に通えなくなった人も学べる様々な取り組みが行われています。生徒から「私の高校にはバンドのレッスンがあり、念願のバンドを組むことができました」といったメールが番組に届き、向井くんはいざ学校に向かいました。
メールをくれた生徒に案内をしてもらい校内を巡る向井くん。この高校には、通信制ながら直接プロの講師から学べる『みらいの架け橋レッスン』というものがあり、トリマーや整備士、ゲームプログラマーなど、なりたい大人になるための手助けをするオリジナル講座がおよそ20種類用意されています。
まず、見せてもらったのはネイルレッスンです。小学生の頃からネイリストになりたいと思っていた生徒は「せっかく夢があるなら学びたい」とこの学校を選んだとか。
次は、声優のレッスン教室におじゃました向井くん。今、学んでいるのは、映像に合わせてしゃべる前の段階の“声優劇”で、文章だけで演技をするレッスンです。台本を書くのも演出をするのも生徒。書き上がった台本を元に、この日は登場人物の配役決めが行われていました。主役に立候補したのは2人。一場面の台詞を演じるオーディションを見せてもらうと、向井くんは自ら飛び入り参加をすることに。
声優経験のある向井くんはなかなか迫力のある演技をして、教室にいる生徒から「オーッ!!」と声が上がるほどの高評価! しかし、決定権のある監督を務める生徒からは「うまかったんですけど、年上感が否めない」と本音とユーモアのある批評が。このコメントで落選が決定したものの、教室が笑いに包まれ、向井くんの飛び入りオーディションは終了したのでした。
そして次は、メールをくれた女子生徒本人が学ぶバンドレッスンの教室へ。昨年10月に男子生徒3人と共にバンドを結成し、高校生向けのロックフェス出場を目標に練習に励んでいます。メンバー4人のうち2人が、この高校に進んでから楽器を始めたとか。ギター担当は、まだ半年という短さ。「中3の時、X JAPANの動画を見て」というのがギターに興味をもったきっかけだとか。ベース担当からも90年代に大活躍したバンドの名前が次々と。まさに向井くんがリアルに聴いてきたアーティストばかりで、ついつい一緒に口ずさみ「まさか10代と歌えるとは」と楽しいひと時を過ごしました。
実は、メンバーの多くが人間関係などで挫折を経験。それでも音楽に勇気をもらい、再び前に進み始めました。メールをくれた生徒は、前の高校を1年生で中退し、バンドレッスンがある今の高校に編入。1年くらいはソロで活動し、弾き語りをSNSに投稿していましたが、心ない言葉に落ち込むこともしばしば。そんな彼女を救ったのが、同じ痛みを知るバンドの仲間でした。「力になってくれるんですよ、バンドのメンバーが。それで支えてもらってます」と。
それぞれの事情で通信制の高校を選び、この高校ならではの講座を活用し、励む生徒の皆さん。「夢に向かって一歩ずつ進んでいる姿に、こちらも元気をいただきました」と、向井くんはKTCおおぞら高等学院の訪問を締めたのでした。
(CBCテレビ“チャント!”内『いざ、学校に向井ます』1月12日放送より。
パンサーの向井慧が東海地方の学校を訪ね、生徒や先生と交流しながら紹介)