リアルな高校生の姿!実力やクセがスゴい!パンサー向井が出会った『個性派部活動』
県No.1バンドの練習の秘訣とは
名古屋市出身、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さん。地元・東海3県のリアルな高校生の姿を掘り起こそうと、去年4月から1年間で取材に向かった高校は45校!
その中から、実力やクセがスゴい“個性派部活動”を紹介します。
1校目は、岐阜県の高山西高校ウインドアンサンブル部。演奏だけじゃない、魅力の秘密が明らかに…。
部長(当時):
「夏のコンクール、県大会では1番の賞をいただきました。岐阜県でNo.1のバンドです!」
パンサー向井さん:
「すごく言うじゃない、自分たちのバンドを(笑)そりゃ自信持つよね」
そんなNo.1の秘訣は朝練の最初に全員で行うという“ラジオ体操”にもありました。
部員一同:
「(メトロノームに合わせて絶叫)イーチ!ニー!サーン!シー!!」
パンサー向井さん:
「ちょっと止めてー!何でみんなそんなに声大きいの(笑)ブチ切れてません?」
部員:
「皆で動きを揃えるというもので、演奏にもつながるんです(笑)」
キレキレダンスの参考にしているのは?
続いては、5年前にできたばかりの三重高校ダンス部“SERIUS FLAVOR”。
昨年10月には「全国高等学校Re-Style DANCE CUP! 2019」で、強豪校をさしおいて初代グランプリに輝きました。
キレキレのダンスは部員たちで考えているそうで…。
部員:
「お笑い芸人GO!皆川さんの『ウンチョコチョコチョコピー!』をふんだんに使ってます」
よーく見てみると、確かに“あのポーズ”…。
パンサー向井さん:
「え~っ!?ぜんっぜん気づかなかったわ(笑)」
水産高校でアワビの養殖
所変わって、愛知県の三河湾に隣接した三谷水産高校。水族館の職員やダイビングのインストラクターなど、海の仕事で活躍する人材を育成しています。そこには珍しい部活が…。
部員:
「『増殖部』です。最終的には生き物の繁殖を目標にしている部活です」
各部員がそれぞれの水槽を持ち管理して、生き物の増殖を目指しているんです。中でも力を入れているのがアワビの養殖。
パンサー向井さん:
「なんか、オスとメスの違いとかもあんまり分からない…」
部員:
「(アワビを手に取って)この足の部分をめくって緑色っぽくなっているのがメスです。卵や卵をつくるもとになるものが入ってるところです」
増殖部ではオスとメスを交配させ繁殖、さらには流通までを目指しています。向井さんが食べたそうにしていると、数時間前まで生きていたというアワビの“酒蒸し”が…。
パンサー向井さん:
「ウソでしょ(笑)そんなことある?用意が良すぎるよ~。(食べて…)おいしい!歯ごたえもコリコリしててすごい」
大会出場メンバーを選んだ特別な基準
最後は、愛知県の光ヶ丘女子高校ダンス部。
500チームの頂点を決める大会『日本高校ダンス部選手権』で、強豪校が出場する中、初代グランプリを獲得!
普段はコーチによるオーディションによって、大会出場メンバーが決まるそうなんですが、その時の演技に関してはある特別な基準があったそうで…。
コーチ:
「衣装の1つである“髪の長さ”。そして演技の冒頭で背中を使った動きがあるため、“背中”がもう1つの基準でした」
パンサー向井さん:
「髪の長さってロングじゃなきゃいけないんですか?」
顧問:
「部員は髪の毛を切りに行く時間がないですし。だって美容院、私が行けないんだもん」
パンサー向井さん:
「え!切りに行く時間がないって?だって先生はお綺麗にされてるじゃない(笑)」
東海3県の高校で出会った、実力やクセがスゴい部活動で頑張る生徒たち…。
リアルな高校生活を掘り起こすため、向井さんは今後も皆さんの学校に“向かい”ます!