弟、なのか…バド強豪校で激似部員と奇跡の遭遇 パンサー向井“兄弟ペア”で青春を感じる

弟、なのか…バド強豪校で激似部員と奇跡の遭遇 パンサー向井“兄弟ペア”で青春を感じる

サマリーSummary

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 三重県四日市市にある暁高等学校。バドミントン部が東海大会常連とのことで、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが、練習中の体育館に“向かい”ました。が…。

パンサー向井さん:
「ちょっと…あの…暑いね、この中。いつも完全に閉め切って練習してるの?」

部長の名田君(3年):
「はい、風が吹くんで」

 バドミントンは風の影響を受けやすいため、窓を閉め切っての練習が基本。真夏の練習はまさに灼熱!水分補給は欠かせません。

 暁高校は男子だけでなく女子もインターハイに出場する選手が所属する強豪。そんな女子部員だけに伝わる、あるルールがあるそうで…。

伊藤さん(3年):
「髪型がショートじゃなきゃいけないです。“暗黙の了解”みたいな…」

パンサー向井さん:
「あっショートカットは一応決まり?…1人めちゃくちゃお団子ヘア隠してる子がいるけど(笑)」

 とにかく上下関係には厳しく、さらに毎日の練習を欠かさない強豪バドミントン部。部員に将来の夢を聞いてみると…?

迫間君(3年):
「警察官になることです!かっこいいな~と思って」

パンサー向井さん:
「この部活の練習は将来にいきると思う?」

迫間君(3年):
「大変思います。自分の基礎体力を鍛えられるので、(犯人が逃げても)チャリこいでガァァ~って追いかけます」

 実は元バドミントン部の向井さん(2か月所属)。この迫間君とペアを組み、キャプテンが期待する次世代のエース・1年生の佐溝君と、2対1で対決することになるのですが…。

パンサー向井さん:
「ちょっとオレみたいな顔してるよね(笑)まさか、三重で弟とダブルス組めるとは思ってなかった…。意気込みは?」

迫間君(3年):
「やったりますよ!兄ちゃん!」

 まさかの結成となった“兄弟ペア”は、中学時代全国ベスト16の佐溝君を相手に先制し、2点目も先取!ちなみにその間、兄・向井さんは主にネット際で棒立ち…。

パンサー向井さん:
「ちょっと待って!ダブルスじゃないよねコレ(笑)1対1でやってないかい」

 しかし、向井さんがシャトルに絡み始めると逆に隙が出来たのか、佐溝君はその実力を発揮。“兄弟ペア”はあえなく逆転を許し、最後、向井さんが何とか拾ったところを、佐溝君に強烈なスマッシュを浴びて勝負あり…。

パンサー向井さん:
「大人げないぞ!最後のやつ!」

佐溝君(1年):
「後輩です、後輩(笑)」

 灼熱の体育館で部員たちと汗を流し、語り合った向井さん。今回の取材で感じたこととは…?

パンサー向井さん:
「1つのスポーツに打ち込むというのは、どの部活にも言えますけど素晴らしいなと思いました。遊びたい気持ち、恋愛したい気持ちも当然あるところを抑えながら打ち込んでいるっていうのは、将来のすごい糧になると思います。あと、もしも僕が倒れたら、“弟”に後を託したいと思います(笑)」

 暁高校バドミントン部の皆さん、ありがとうございました!

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