相手に女子マネージャーいると「絶対倒す!」…強豪の高校ハンド部 今日もおにぎりは下級生が握る
今回、パンサーの向井さんが向かったのは中部大学春日丘高等学校 ハンドボール部
愛知県春日井市の中部大学春日丘高等学校。
国公立大学へ進学する生徒も多数いる中、部活動にも力を入れている文武両道の学校です。
今回、お笑いトリオ・パンサーの向井さんが向かったのはハンドボール部。
毎年のように全国大会出場を果たす強豪です。
現在、部員は約40人。
代々受け継がれてきた「ある伝統」
パンサー向井さん:
「ここのハンドボール部、相当強いって聞きましたけど…?」
部長・近藤くん:
「去年が選抜ベスト8で、平成25年度は選抜大会準優勝してます」
このハンドボール部には代々受け継がれてきた、ある伝統が…。
井上くん(2年):
「(毎日)米を20合炊いて、おにぎりにして練習後にみんなで食べるんです」
このおにぎりづくり、マネージャーがいないため、1年生と2年生が当番制で握ります。
実際に見せてもらうと、白米がものすごい量!
相手チームにマネージャーがいると倒したい
パンサー向井さん:
「マネージャーがいて作ってくれたら、もっと『練習頑張ろう!』ってならない?」
部長・近藤くん:
「なりますね……絶対。絶対なります。だから、試合で相手チームにマネージャーがいると倒したいなってなります。みんなで(笑)」
ハンドボール部の練習に参加させてもらった向井さん。
これは体験しておいた方がいいと近藤くんから勧められたのは『キーパー』。
パンサー向井さん:
「イヤです!」
ボヤキながら、渋々ゴール前に向かう向井さん…。
本気モードで仕掛ける近藤くん
パンサー向井さん:
「芸人にもやっぱりあるんですよね、『やるタイプの芸人』と『やらないタイプの芸人』。ボクはやらなくていいように13年活動してきてるんです…」
ビビりまくりの向井さんが守るゴールへ、本気モードで仕掛ける近藤くん。
ゴールまで6m、左足で力強く踏み切ると、近藤くんの身体はふわりと宙へ…。
そこから右腕一閃!
ボールは、シュートする前から完全に避けている向井さんの逆サイドへ。
ゴールネットが破れんばかりに揺れました。
パンサー向井さん:
「めっちゃ恐い!コワーーーッ!!」
ハンドボールのジャンプシュートは、プロにもなれば時速100キロの超スピード。
キーパーは、そんな強烈なシュートを恐れないメンタルが必要なポジションなのです。
パンサー向井さん:
「これくらい迫力のあるスポーツなんだね」
部長・近藤くん:
「そうですね、それが魅力です」
強さの理由を肌で感じた向井さん
普通の高校生たちよりも一回り大きい体格と、それをさらに鍛え上げていくトレーニングと練習量…。
全国大会常連校の強さの理由を肌で感じた向井さんなのでした。