【リアルな高校生活】全国優勝9回!ライフル射撃部の強豪高校 部員に入部理由聞いたら名前が出まくる“ある施設”

【リアルな高校生活】全国優勝9回!ライフル射撃部の強豪高校 部員に入部理由聞いたら名前が出まくる“ある施設”

サマリーSummary

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強豪で知られるライフル射撃部がある岐阜市にある済美(せいび)高等学校

岐阜市にある済美(せいび)高等学校。

普通科の他に、衛生看護科、保育科など社会福祉に関わる専門的な知識と技術が学べます。さらに一風変わった部活動もあるそうで…。

パンサー向井慧さん:
「強豪で知られるライフル射撃部があるということで、なかなか珍しいですよね。かなり強いらしいので早速そちらの部活に向かいます!」

バトントワリング部にちょっと寄り道

途中、向井さんがバトントワリング部の練習場にちょっと寄り道すると…。

バトントワリング部の女子部員:
「えっ!芸能人!パンサー!パンサー!パンサーの尾形じゃ…」

パンサー向井さん:
「尾形じゃないのよ。尾形じゃなくて…?」

女子部員一同:
「名前教えてください」

思わず、ガックリと肩を落とす向井さん。

パンサー向井さん:
「…名乗らなきゃいけないんですね、まだ私はね…あの、向井といいます」

女子部員一同:
「あっ そう そう そう そう!」

すっかりメンタルをやられてしまった向井さんですが、岐阜県では5校しかないというライフル射撃部に到着すると、1人の女子生徒が尾形さんのアレでまさかの追い打ちを…。

パンサー向井さん:
「こんにちはー」

部長の吉村さん(3年):
「サンキュー!!(…と言って柱の陰に隠れていく)」

パンサー向井さん:
「ビックリした!やらされてないか?誰だ、仕込んだの!?(笑)」

ライフル射撃部練習場を案内してもらう

そんな照れ屋さんの部長、吉村さんに練習場を案内してもらうと、中には賞状などがズラリ。

部長の吉村さん:
「今年は岐阜県総体で男子も女子も総合優勝することができました」

全国優勝を9度も経験。東京オリンピックへの出場が期待される岐阜出身の清水綾乃選手も所属していました。

競技は主にビームライフル、ビームピストル、エアライフル、エアピストルの4種類。10メートル先の的に60発射撃してその合計点を競います。

ビームライフルの場合、的のサイズは直径46ミリ。中心に当てると10.9点となります。ちなみに10点台を出すには直径0.5ミリの部分に当てなくてはいけません。

射撃で一番大事なこと

パンサー向井さん:
「射撃では何が一番大事なの?」

吉村くん(2年):
「やっぱり集中力ですね」

パンサー向井さん:
「確かに、ここでずっとしゃべってても、(目の前で撃っている子が)全くこっち向かない集中力、すごい(笑)

それもそのはず、向井さんのすぐそばで練習していた2年の田邉さんは、エアライフルの全国大会で4位の実力の持ち主。

引き金を引くと、満点に迫る10.8点をマーク!

パンサー向井さん:
「すごいね!おじさん達に撮られながら撃ったことないでしょ?」

田邉さん:
「ないですね(笑)」

向井さんも特別に体験させてもらえることに。
ライフル射撃は体を固定するために、専用の硬い革製の服を着用。
男子部員の服を借りて行います。

向井さんも特別に体験

パンサー向井さん:
「練習した!みたいな臭いが服からしますね(笑) いっぱい練習してるんだろうなっていういい香りが…。洗えないし、干すしかないもんね」

ライフルを構える姿は様になっている向井さんですが、得点は連続で『0.0点』…。

全国優勝を9回も果たしたその強さの秘密とは…?

しかし、田邉さんのアドバイス通りに力を抜いて挑戦すると…これまでの最高『5.6点』が!

パンサー向井さん:
「そうか、力が入ってたらやっぱりダメなんだね。すごいわ、このスポーツ。それこそ大会だと、より1発の重みが変わってくるわけじゃん」

部長の吉村さん:
「(1度でも)9点出したら終わりですね(笑)」

そんなシビアな競技に取り組む部員の皆さんに聞きたいのが『入部した理由』。

永野さん(2年):
「小学校5年生からやっていて、弟もそこにいるんですけど。私は柔道をやっていて、それで岐阜メモリアルセンターに行った時に射撃を見つけて」

弟の永野くん(1年):
「僕も柔道の練習があって、メモリアル行った時にたまたま」

パンサー向井さん:
「メモリアルすごくない?他にそこで体験して始めたっていう子いる?(3人が挙手し…)いるの!?みんなメモリアルで射撃の面白さにハマってるのか」

さらに、全国優勝を9回も果たしたその強さの秘密とは…?

田邉さん:
「練習は基本毎日で、もう一人の顧問の先生の誕生日以外は毎日です」

パンサー向井さん:
「先生、これはなかなか厳しいですね」

顧問の松巾先生:
「まぁ強制というよりは『毎日練習できるよ』って私が言って、それで“来てる”と思ってます」

『もうちょっと休みがあってもいいんじゃない?』

パンサー向井さん:
「一回、先生後ろ向いてもらってもいいですか(笑) (部員たちに…)『もうちょっと休みがあってもいいんじゃない?』って思ってる人、手挙げて!」

すると、そこにいる部員の半数以上が挙手…。

パンサー向井さん:
「先生、結構いました(笑)」

また、事前のアンケートでは部長の吉村さんが「けなされる」と告白!

部長の吉村さん:
「先生とかに…」

顧問の松巾先生:
「してないです してないです してないです(笑) 競い合って伸びていってほしいので、『今日は後輩に負けたね』とかは言います」

パンサー向井さん:
「でも、それは大事かもしれないですね。ほかの人は?」

渡邉くん(3年):
「良い点数が出たのに『まぁまぁだね』って言われました(笑)」

松巾先生:
「私の性格が悪いとかではなくて(笑)、そこで満足してほしくないんですね。まだまだ上の点数はあるので」

この松巾先生、実は高校と大学で日本一となり、オリンピック代表候補にも選ばれたことがあるすごい方。部員の皆さんはなんだかんだ言いつつも、先生を尊敬し慕っていたのでした。

射撃でトップを目指す部員たちと触れ合った向井さん。今回、感じたこととは…。

パンサー向井さん:
「精神面、メンタルみたいなものを本当にこの部活で培って、養ってるなっていう感じがしました。だから僕も『尾形じゃないんだ』とか言われても凹まないようなメンタルを培わなきゃなと思いました(笑)

済美高校ライフル射撃部の皆さん、ありがとうございました!

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