なぜ売れない?IKEAの“埋もれアイテム”を調査! 「スタイリッシュすぎて用途がわからない」 防災グッズにおすすめの懐中電灯も
人気商品に隠れてなかなか売れない“埋もれアイテム”を、名古屋よしもと所属の中山真希さんが全力で調査!今回は、北欧生まれのオシャレな家具や日用品で大人気の「IKEA(イケア)」です。
人気1位は、740万点売れた大定番アイテムの「フリーザーパック」!
中山さんが訪れたのは、愛知県長久手市にある「IKEA長久手」。スタイリッシュなアイテムを低価格でゲットできる日用品約5200点の中から、まずは人気ベスト3を紹介。
第3位は、子どもが使いやすい食器「カラース」。プレート、ボウル、コップが、6ピースずつ入っています。
第2位は、耐熱ガラスの「IKEA365+ 保存容器」。ガラスなのでニオイや色移りがしにくく、使い勝手も抜群。別売りのふたを付ければ、密閉容器としても使えます。
第1位は、「イースタード フリーザーバッグ」。約1年間で国内累計販売数740万点を売り上げた大定番アイテム。豊富なサイズ展開で、繰り返し使用可能。食材だけでなく、小物、衣類など、幅広いアイテムを整理するのに便利です。
(IKEA長久手ビジネスリーダー・佐藤太一さん)
「(他にも)べコスタの『フリーザーパッグ』は長細いのが特徴。パスタや麺類の保存はもちろん、長物の野菜にも最適。取っ手がついているので、ワインを入れるのにもオススメです」
折り畳み傘入れとして使う人も多いとのこと。
持ち運びやすく漏れにくい!小さくて便利な「防水バッグ」
それでは、日用品の埋もれアイテムベスト3の発表です。第3位は「RENSARE レンサレ 防水バッグ」。
(IKEA長久手ビジネスリーダー・佐藤太一さん)
「夏のシーズンは水着を入れたり、お弁当を入れた時に汁などがこぼれてしまっても、防水バッグなのでサッと拭くことができます」
埋もれてしまった理由は、「見ただけでは用途がわからない」から。小さく丸めたまま陳列されているので、お客さんも防水バッグと気づきにくいのだとか。
しかし、佐藤さんによると、こだわりの詰まったすごい商品。上部を折りたたんでロックすれば、持ち運びやすくなり、漏れにくさも利便性もアップ!割れやすい瓶などを入れても安心です。
電池不要で防災グッズにも!スタイリッシュな「手回し懐中電灯」
第2位は、手回し充電式LED懐中電灯の「LJUSA ユーサ」。電池不要で、20~30回ハンドルを回せば、約1分30秒点灯します。
埋もれてしまった理由は、「スタイリッシュすぎて懐中電灯とわからない」から。385アイテムを取りそろえた照明エリアでは埋もれていますが、そのスタイリッシュさこそが最大の売り。インテリアに馴染むデザインです。
(IKEA長久手ビジネスリーダー・佐藤太一さん)
「リビングやベッドルームに置いても違和感のないデザイン。枕元に置くことができる。子どもと一緒に使えば、『発電の仕組み』も学べるアイテムになります。」
職人の手作りながら驚きの価格!“思いやり”の名を持つ「花瓶」
第1位は、「OMTÄNKSAM オムテンクサム 花瓶(18㎝)」。日用品5200点以上の中で、最も埋もれてしまったのは花瓶でした。
埋もれてしまった理由は「日本人には一輪挿しが人気」だから。日本では、手軽に活けやすい一輪挿しが人気のため、口が広いものは埋もれがちなのだとか。
実はこの花瓶は、店長一押しのアイテム。くびれの部分が花をまとめる役割をするので、無造作に挿しても意外とバランスよく見えるのだとか。
商品名の「オムテンクサム」とは、スウェーデン語で「思いやりがある」という意味。高齢者や手の力が弱い人でも持ちやすいデザインされているそうです。
(IKEA長久手ビジネスリーダー・佐藤太一さん)
「熟練した職人による吹き矢ガラス。一つ一つ手作りです」
こだわりの詰まったIKEAの埋もれアイテム。みなさんも手に取ってみては?
CBCテレビ「チャント!」2024年10月10日放送より
※商品は品切れの場合があります