愛知県刈谷市にある県立刈谷東高校。定時制と通信制に分かれていて、4年かけての卒業コースもあります。この学校にあるのが刈谷市を代表する凄腕アート集団『折り紙部』。展示会を開けば6日間で3500人以上が来場!そこへお笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向井”ました。途中、校内の廊下の一角に、プランターの花が飾ってありましたが…。パンサー向井さん:「折り紙だ(笑)見逃すくらい自然に折り紙が置いてあるのよ、色んな所に」2008年に創部し、これまでの制作数は約1000点。活動場所の図書館には、平等院鳳凰堂やエッフェル塔など大作がズラリと並んでいました。中でも、フランスの凱旋門は…。部長の丸尾くん:「(作品の上部を指し…)これは鶴です。鶴をつなげて作りました」3羽の鶴が乗っている扇や、4羽が花のようにつながっているものまで、何と1枚の紙から制作。まさに凄腕です。また、高校生が美術作品の展示や音楽の発表などを行う全国高等学校総合文化祭で愛知県代表の作品に選ばれた五重塔も。屋根瓦だけで約4万羽の鶴が使われています。パンサー向井さん:「すごいなぁ……細部まで…」作品を食い入るように見つめ、そのクオリティの高さに思わず言葉を失う向井さん。ちなみに部員は25人で、ほぼ女子です。数少ない男子に入部のきっかけを聞いてみると…?部長の丸尾くん:「僕は鉄道が好きで、鉄道模型をやっていて、建物のジオラマを作るのが大好きで」杉山くん:「折り紙部があることを母親が見つけて、『アンタ入りなさいよ!』って(笑)」毎年、新入生1人1人に手作りのバラを贈っている折り紙部。そんなバラを折る名人が部員の吉川さんです。慣れた部員でも5分はかかるというバラ。制作の様子を見ていると、紙に折り目をつけては開き、また折り目をつけては開くという作業を繰り返します…。その複雑な折り目を元に、1枚の紙が見る見るうちにバラに!吉川さんは3分足らずで仕上げてしまいました。パンサー向井さん:「すごい!一気にバラになったね」吉川さん:「体が覚えてます(笑)」さらに折り鶴の“背中”の部分がバラになっている『バラ鶴』を折ることができる生徒も。増田さん:「バラの形を作ったら、あとは鶴を作るだけなので…」パンサー向井さん:「いや…簡単に言うけど(笑)」凄腕アート女子が揃う折り紙部。そんな彼女たちを支えているのが、部長の丸尾くん。石川さん:「折り紙を切る作業があって、それがプロ並みで、ササッと終わらせちゃいます」小さいパーツを多く使用するため、市販の折り紙を小さくカットするのが部長の仕事。カットする紙も、ゆうに5万枚を超えます。パンサー向井さん:「めっちゃしんどいじゃん、その作業。超地味だし、1年生に『やっとけ』とかは?」部長の丸尾くん:「折り紙部は“適材適所”で、やれる人がやれることをしています。元々、鉄道模型でカッターを使うのが得意だったので、コレなら出来るかなと」今回、向井さんが感じたこととは…?代々、折り紙を極めて、地元を代表するアート集団にまで成長した部員たち。そんな高校生と触れ合った向井さんが感じたこととは…?パンサー向井さん:「みんなで折ってるのが楽しいんだという感じがしました。作っていく過程で、折って作り上げたものを一度開いて、そこから再び作り上げるって大人は意外と怖くて出来ないですよ。折り紙、深いな…と思いました」愛知県立刈谷東高校折り紙部の皆さん、ありがとうございました!