こだわりが詰まったラーメン店が東海地方に続々オープン！そこで、二大ラーメン誌 「究極のラーメン」と「ラーメンWalker」の編集長が厳選する、今食べるべき至高のラーメンを実食リポートします。

名古屋コーチンのうまみたっぷり！焼き鳥店が手がけるラーメン

名古屋市西区にオープンした『らぁ麺 鳥やま』は、夜のみ営業していた『やきとり 鳥やま』がランチとして始めたラーメン店。店主はラーメン好きが高じ、独学でラーメン作りを習得したスゴ腕です。ラーメンの前に提供されるのは、名古屋コーチンを4時間以上じっくりと煮込んだ「水鳥系スープ」。臭みが一切なく、水と鶏だけでとったスープなのにうまみたっぷり！

そんな「水鳥系スープ」を使った『特製らぁ麺』（1,180円）は、独自ブレンドした醤油のかえしに、スープがしっかり絡む中細麺。トッピングには、鶏もも肉を炭火調理で香ばしく仕上げた焼き鳥店ならではのチャーシューを使用した極上のラーメンです。 他にも、香ばしいチャーシューが楽しめる『チャーシュー丼』（450円）もオススメです。

らぁ麺鳥やま
住所：名古屋市西区又穂町3-71
電話：052-990-4434

人気店出身の店主が作る！進化系醤油ラーメン

愛知県犬山市にオープンした『麺屋 伊藤』は、名古屋の有名店『中華そば 鶴舞一刻屋』で修業を積んだ店主が営むラーメン店。オープンから1か月にも関わらず、閉店時間を待たずに売り切れるほど大人気です。

オススメは、『チャーシュー醤油らーめん』（1,250円）。こだわりのスープは、メインの鶏をはじめ、約10種類もの乾物を使用。煮込む時間や温度なども徹底管理しています。4種類の醤油をブレンドしたかえしに特注の細麺、フルーツと一緒に低温調理されたチャーシューとの相性は抜群です。オープン時はなめらか食感が特徴の多加水麺を使用していましたが、スープに合うのは水分が少ない“低加水”の麺だと気づき、オープンからたった2週間で麺を変更したそう。しっかり食感が特徴の低加水麺が楽しめます。

麺屋 伊藤
住所：愛知県犬山市塔野地南ノ切121-21

女性に人気抜群！香りを楽しむトリュフラーメン

名古屋市西区にオープンした『Ramen Tamanaha』は、沖縄そばの名店『麺屋 玉ぐすく』の姉妹店。沖縄出身の店主が生み出した『特製トリュフラーメン（塩）』（1,290円）は、女性を中心に大人気です。

塩ダレには、ミネラル豊富で優しい甘みが特徴の沖縄ならではの塩「ぬちまーす」を使用。名古屋コーチンや貝類など10種類ほどの具材でうまみを出したスープが、その塩ダレを引き立たてます。すっきりした味わいの中にコクが感じられるスープに、国産小麦100%の風味豊かな細麺、さらに別添えの「トリュフオイル」で香り豊かなオシャレなラーメンに。卓上のブラックペッパーとの相性も抜群です。

Ramen Tamanaha
住所：名古屋市西区名駅2-10-10

（2023年9月2日(土)放送　CBCテレビ『花咲かタイムズ』）
※記事の情報は放送日時点のものです。