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知ればもっと好きになる?カエルの鳴き声の秘密

知ればもっと好きになる?カエルの鳴き声の秘密

春の風物詩として知られるカエルの鳴き声。田んぼのある地域では特に、梅雨の時期には大合唱になる程ではないでしょうか。カエルはなぜ鳴くのでしょうか?4月20日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがそんな素朴な疑問を抱きます。

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恵みの雨で

今年は全国的に雨の少ない天気が続いていましたが、4月に入ってからは比較的降雨が多く、農家や渇水に悩む地域にとっては恵みの雨となりました。

つボイ「宇連ダムも貯水率が0%になったりしていましたよね」

愛知県新城市にある宇連ダムは3月に貯水率0%となり、宇連ダムを水源とする東三河地域では節水や一時的な断水が行なわれていましたが、現在は60%近くにまで回復して節水制限も緩和されています。

コメ農家に対しては県から田植えの延期も要請されていましたが、愛知県の大村知事が14日に行なった会見では要請の解除が表明されました。
そんな中、リスナーからこんな投稿が寄せられました。

「とうとう田んぼに水が入り、カエルの合唱が始まりました。やはりカエルは『どっかにいい子いないかな』と鳴いているのでしょうか。可愛い彼女ができるといいですね」(Aさん)

つボイ「私は詳しくない世界の話ですが、鳴いているのはやはりオスばかりなんですか?セミはオスばかりですよね」

小高「どうなんでしょう?」

カエルはなぜ鳴く?

カエルが鳴く主な理由は、オスがメスに求愛して繁殖のパートナーを見つけるためだと言われています。
他にも、自分以外のオスに縄張りを示すためや敵が近付いた時に鳴くこともあるようですが、一部の種を除きほとんどのカエルについては、鳴いているのはオスだけとか。

こんな投稿も届きました。

「カエルが鳴くのは繁殖期にメスを呼ぶための求愛行動で、のどの袋を膨らませて鳴くのはオスだけみたいです」(Bさん)

オスのカエルの喉には鳴嚢(めいほう)と呼ばれる袋があり、そこで音を反響させているので、小さな身体にもかかわらず大きな声で鳴くことができるのです。

束の間の静寂

カエルが鳴く理由、鳴く性別は分かったものの、小高には新たな疑問が。

小高「あれが求愛のサインなのだとしたら、たまに急にピタッと鳴き止むのはなんで?」

うるさいくらいに鳴いていたカエルたちが、示し合わせたかのように一斉に鳴くのを止めて静まり返ることがあります。
しかし「静かになった」と思ったのも束の間、結局またすぐに大合唱が始まるのです。あれは一体何なのでしょうか?

つボイ「あれは危険を察知したからですよ」

小高「ナンパしてる場合じゃないってこと?」

カエルが一斉に泣き止むのは、天敵を察知した時の「警戒信号」もしくは疲労による「休息時間」だと言われています。一斉に鳴き止むことで休息を取り、エネルギーの消費を抑えて長時間の鳴き合いを維持しているとか。

花婿の選び方

つボイ「でも、メスはあれを聞き分けるんでしょうか?」

何重にも重なった求愛の大合唱。メスはその鳴き声の中からどうやって自分の相手を選ぶのでしょうか。

つボイ「人間だったらイケメンだとかお金持ちだとかで選ぶじゃないですか。カエルはどういう鳴き方がモテるのか?そこが知りたいですね」

実はカエルはとても耳がいい生き物。身体のわりに大きな鼓膜を持っていて、さまざまな種類、個体の鳴き声が混ざる中で、メスは自分と同じ種類の気に入ったオスの鳴き声を巧みに聞き分けることができるとか。
生殖相手にふさわしいような、より強くて健康状態の良いオスを鳴き方から判別しているようです。

ピークの時には風情を通り越して煩わしくもなるカエルの合唱ですが、その実情を知ればかわいく思える?かもしれませんね。
(吉村)
 

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