CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

「なぜ人は盆踊りに魅了されるのか?」考えてみた

「なぜ人は盆踊りに魅了されるのか?」考えてみた

先日、盆踊り大会の司会を務めた『CBCラジオ #プラス!』のアシスタント・山本衿奈は、イベント終了後にスタッフらと「盆踊りって大体みんな好きだよね」という話題で盛り上がったそうです。人はなぜ、あんなにも盆踊りに惹かれるのでしょうか?その疑問に対する山本の考えを、8月26日の放送で紹介しました。聞き手は光山雄一朗アナウンサーです。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

人との繋がりが生まれる

山本は「盆踊りが好き派」。
一方で光山は、「好きとか嫌いとか、そういう感情が起こるほど盆踊りに参加したことがない」と振り返ります。
自身を「寂しい人間でしょ…」と自嘲し、山本にフォローされる場面も。
ただ「映像で見ると賑やかで楽しそうだなとは思う」と、興味はある様子でした。

そんな光山に、山本は自身が感じる盆踊りの魅力を語ります。

まず挙げたのは、「人との繋がりが生まれること」。
踊っている最中に隣の人と手が当たって「すみません」から会話が始まります。
曲の合間に「今日は暑いですね」といったひと言が交わされることもあるとのこと。
「たとえ会話がなくても、物理的な距離が近ぶん、心の一体感を感じる」といいます。

絶妙な振りの短さと美しさ

次に挙げたのは、「短い振り付けの繰り返しが楽しいこと」。
初心者の山本の場合、曲の冒頭5回ほどで振り付けを覚え、徐々に踊れるようになっていくそうです。
1曲の中で上達していく実感があり、それがまた楽しいとのこと。

振り付けが長ければ初心者には覚えられないし、繰り返しが少なかったら踊れるようになる前に曲が終わってしまう。
このちょうどいい短さで繰り返されるからこそ「誰でも楽しめるのでは」と語りました。

さらに、上級者の踊りには“キレ”や“佇まい”の美しさがあり、踊りを突き詰めていく面白さもあるとのことです。

最後に山本が語ったのは、「シルエットの美しさ」。
浴衣姿と踊りが合わさることで優雅さが生まれています。
指先までピンと伸ばした所作や、全身をあえて大きく使わない“日本らしい奥ゆかしさ”によって、「美しい佇まいが生まれているのかな」と分析していました。 

まだ間に合う!今年の盆踊り

光山は「チャンスがあれば参加してみたいけど、夏もそろそろ終わるから…」と名残惜しそうな様子。
それを聞いた山本は、まだ間に合う盆踊りイベントを紹介しました。

三重県松阪市「大石不動院 八朔まつり」:8月31日(日)・9月1日(月)
岐阜県郡上市「郡上おどり」:9月6日(土)まで
愛知県岡崎市「岡崎盆踊りフェス(岡崎城公園)」:9月20日(土)・21日(日)

山本「この夏最後の思い出作りに盆踊り、参加してみてはいかがでしょう?」
(ランチョンマット先輩)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP