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夏祭りに参加するだけでゲット?意外な効果とは

夏祭りに参加するだけでゲット?意外な効果とは

夏休みに入り、これから増えてくるのが地域で開催される夏祭り。屋台や出し物・盆踊りなどさまざまな楽しみがありますが、意外な効果もあるそうです。7月23日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、夏祭りの効果について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが話題にします。

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地域のお祭りに込められた効果

地域で行われる夏祭り。このような夏の行事も、実はSDGsの観点から観ることが可能です。

小高「まずは高齢者からこどもまで一緒に楽しめることで、地域でのつながりができます。それに加えて、山車やお神輿・盆踊りなどの踊りの文化を継承する。これは目標11『住み続けられるまちづくりを』につながるわけですね」

つボイ「なるほど。楽しい行事でつながって、知り合いを増やしておくと何か困ったことがある時でもお互いに声を掛け合って、助け合いやすくなると。これはまさに町づくりだなと思いますね」

当日、お祭りで楽しむ側だけではなく、自治会に積極的に参加して、準備段階からかかわるという方法もあるのでは?と提案した小高です。

できることから手伝いを

多くの地域では、祭りの開催前からさまざまな準備を行っています。

つボイ「櫓を建てる、夜店の準備をするなどわかりやすい仕事もあれば、ごみ箱の設置や警備・その前に開催会場の草刈りとかね。
あと縁の下の力持ち的な作業もあるし、イベントの裏にはさまざまな町づくりにつながる要素がありますよ」

小高「こどもたちにとっては、太鼓をたたく・浴衣を着る・地域の人たちと話す・地域の風習や文化を知る、こういった体験は学校の勉強とはまた違った発見や学びがありますよね」

これらの体験は、最近よく聞く非認知能力(意欲や自制心・協調性など)を高めることにもつながるようです。

いざという時のセーフティネット

最近は家庭の収入差による「体験格差」が社会問題のひとつとして挙がります。誰もが気軽に参加できる地域のお祭りであれば、その格差を縮められるかもしれません。

小高「もちろんごみの分別・食品ロスの削減(出さない)を減らす工夫・照明などの省エネ化など、CO2の削減や環境保護につながる基本的なこともやり方次第でできますよ」

一方、祭りで音を出す時間を配慮することや、騒音が出ないようにする工夫も大切です。
地域貢献といった面でも祭りがもたらす効果はありそうです。

つボイ「お祭りには、思っている以上にいろんな要素が含まれているということです」

できることから少しずつ関わっておくと災害などが起こった際、助け合うことだって可能です。
特に災害時は地域で助け合うことが必須となるため、普段から顔見知りになっておくことが災害後の復旧作業や避難時の助け合いにも大きく影響すると言われています。

まずは地域の広報誌でお祭りの日程から調べてみることから始めてみるといいのではと締めくくるふたりでした。
(葉月智世)
 

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