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使い終わったステンレスボトル、どうしてる?

使い終わったステンレスボトル、どうしてる?

季節を問わず、保温・保冷ができるステンレスボトルにお茶などの飲み物を入れて持ち歩く人が多くなりました。便利に使っている反面、機能が落ちて廃棄する場合はどう処分していますか?7月16日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、「サーキュラーエコノミー(循環経済)」について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが取り上げました。

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タイガー魔法瓶の回収の取り組み

7月3日、タイガー魔法瓶が「2021年10月から開始した使用済ステンレスボトルの回収再資源化プロジェクト(サーキュラーエコノミー)で累計14.5万本の回収を達成しました」と発表したというニュースに触れた小高。

小高「全国493カ所に設置された回収ボックスでは、製造メーカーを問わず集めた結果だそうです」
つボイ「ステンレスボトルって、こどもは振り回してあっちこっちにぶつけてすぐ傷だらけにしますからね。年齢や用途によって、サイズを変えたくもなりますしね。回収してリサイクルしてくれるならとても助かります」

小高も、家に自分の子が傷だらけでボコボコにしたステンレスボトルがあるとのこと。
「なんであんなに簡単にボロボロにするのか」と言いつつ、振り回しながら登下校している子を見かけたことがあると話していました。

実は再資源化に適したステンレスボトル

ステンレスはさびにくく、回収すれば高品質なまま再利用できるというメリットがあります。回収したボトルは、本体からはステンレスを、ふたなどからはポリプロピレンが再資源化の対象になるそうです。
ステンレスは様々なステンレス製品に、ポリプロピレンは工場で使用するボックスなどに活用するとか。

つボイ「使わなくなったからと言って不燃ごみに捨てるのはもったいないですよね」
小高「本当に全体的にボロボロだったら仕方ないですけど、一部の傷だけとか、意外とまだきれいなのにっていうものもありますからね」

回収ボックスは、大手スーパーのイオンや平和堂などにせっちされているそうなので、良くいくお店で回収ボックスがないかどうかチェックしてみるといいかもしれません。

使った後も責任をもってリサイクル

他には、同じくステンレスボトルを販売しているサーモスもステンレス製魔法瓶の回収サービスを行っており、直営店やカフェでボトル・タンブラー・スープジャーを回収中。

つボイ「ステンレス製のマグカップは保温が良くて、結露も出ませんし人気がありますよね。スープジャーでお弁当に持ってきて食べているのを見かけますが、本当においしそうに見えます(笑)」

サーモスの直営店は、CBCラジオの放送エリアだと土岐プレミアム・アウトレット店や三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店があります。

家族の数が多ければ、意外と家の中に使っていないステンレスボトルが眠っていることも珍しくないため、探してみて回収ボックスへ持って行くのもいいかもしれません。

身近なアイテムだからこそ、リサイクルの視点も忘れず大事にあるものを使っていきたいと締めくくりました。
(葉月智世)
 

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