初の家族旅行先で好きな女優に偶然出会った夫の心境

名古屋を中心に活動するラジオパーソナリティの酒井直斗は、先日妻と生後7カ月のこどもと一緒に、初めて家族旅行に出掛けました。ところが旅先のレストランで、酒井が出会ったのは学生時代から好きな女優。4月9日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、極限状態で挙動不審に陥った一部始終を報告しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く家族で蒲郡の西浦温泉へ
酒井が家族旅行で足を運んだのは、愛知県蒲郡市の西浦温泉。
三河湾が一望できるオーシャンビューで部屋に露天風呂が付いている贅沢なホテルに泊まったそうで、車で現地へ向かいました。
酒井「もう一つ、俺はどうしても行きたい場所があった。『琥珀』っていう洋食屋があって、カフェと洋食屋の間くらいの店だけどすごい人気。インスタグラムで最初見つけて、『タンポポオムライス』っていうのが食べたかった」
『タンポポオムライス』とは、1985年の伊丹十三監督の映画『タンポポ』で伊丹監督自身が発案したとされるオムライスで、チキンライスの上に乗せた半熟のオムレツにナイフを入れて作る料理。
酒井は琥珀の動画を見て、約6年ずっと行きたかったそうです。
見せに飾られたサインに驚き
店に到着すると満席で、2組待ちの状態。
店頭にはサイン色紙がずらりと並んでおり、大半がミュージカル俳優のもの。その理由は、「ハウステンボス」(長崎)で演じていた人たちが2016年~2020年頃まで「ラグーナテンボス」(蒲郡市)で上演していたからでした。
酒井「俺、今の妻と付き合い始めた頃に一緒に観に行ったことがあって、こんな偶然があるんだって思った。この店はシェフが一人で調理していて、待ち時間はかかるけどどうしても食べたかった」
順番が来て、通されたのは半円型のテーブル。横並びに3人座り、「黒カレータンポポオムライス」と「ビーフシチュータンポポオムライス」と唐揚げを注文した酒井一家。
待っていると店員から「これから7名の団体が来るので席を移動して欲しい」と言われ、快く移動したところで事件が起こったのです。
念願のオムライスvs好きな女優
席を移動して運ばれてきたのは、6年越しの「黒カレータンポポオムライス」。
夢に見たオムライスを食べる模様を妻が撮影しているところへ、7名の団体が入店しました。
酒井「スプーンにすくって口に入れた瞬間、目の前を女優の夏帆さんが通ったの。6年越しのオムライスと目の前に好きな女優さん。どっちが勝ったと思う?勝ったのは夏帆さんでした」
「ひと口目は味がしなかった」と振り返る酒井。
実は夏帆さんが座ったのは、酒井の背後でした。
夏帆さんが気になって落ち着かない酒井に、妻が「席を代わろうか?」と勧めてくれるも全力で拒否。「視界に入れば味がしなくなる」と確信したとか。
ふた口目からは味を堪能したものの、背中越しに聞こえる夏帆さん達の会話が気になり、内心で「ファンです」と思いを伝えるべきか悩んでしまった酒井。
酒井「俺だってわかってる!向こうもいきなり思いを伝えられても迷惑だって。でも俺は揺れていた!」
そしてこどもをあやそうと立ち上がった際、移動前に自分が座った席に夏帆さんが座っていたのを発見。
「俺にはもう妻とこどもがいるのに!」と混乱状態に陥ります。
夏帆さんの同伴者が赤ちゃんについて酒井夫妻に声をかけてくれたそう。
その時夏帆さんが発した「かわいい」のひと言が、酒井の世界を満たしてしまったとか。
「初の家族旅行の思い出の9割は夏帆さんで染まった」と胸アツで締めくくる酒井でした。
(葉月智世)
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