サッカーチームが大失態!試合前に元選手を追悼後、生存が発覚

CNNが報じたところによると、3月16日にブルガリアのサッカーチームが元選手に黙祷を捧げたところ、実は生存していたことが発覚し、謝罪する羽目になったそうです。27日放送のCBCラジオ『戸井康成の木曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこのニュースを取り上げました。
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16日に行われたレフスキ・ソフィア対アルダ・クルジャリの試合で、キックオフ前に両チームがフィールドに並び、元選手のペトコ・ガンチェフさんに黙祷を捧げました。
ガンチェフさんはアルダの元選手でした。
ところが試合終了前、ガンチェフさんは亡くなっていなかったことがわかり、アルダ側がフェイスブックに声明を掲載し、ガンチェフさんに謝罪したとのことです。
戸井「うわ~どうしてこうなっちゃったかね?」
小林「誤報過ぎますね」
戸井「すごいよね」
そもそも、なぜ試合中にガンチェフさんの生存が発覚したのでしょう?
涙ながらに庭で出迎えた妻
ガンチェフさんはアルダの試合を必ずテレビ観戦していたそうですが、この日は用事で帰宅が10分ほど遅くなりました。
帰宅途中に電話が鳴り始めたそうですが、運転中のため出られず、家の前に停車して庭に入ると、ガンチェフさん妻が涙ながらに出迎えたそうです。
「テレビであなたが亡くなったって発表したのよ!」
「妻が何を言っているのかも、何が起きたのかもわからなかった」と振り返るガンチェフさんす。
戸井「勝手に自分が死んだことになっているんだから」
それでも、本人は気丈な様子で「私たちは前向きでいなければならない。昨日あの恐ろしいニュースを聞いた時は小さなブランデーを自分に注いだよ」と語ったそうです。
小林「カッコいい。粋だねぇ。オシャレ」
戸井「ブルガリアンジョーク?」
「死亡説」を逆手に取ったアーティストも
リスナーからは「まるで芸人の死亡説みたいなニュースですね」とのコメントが寄せられました。
戸井「よく聞くよね、そういや」
しばらく見かけなくなった芸能人にしばし付き物の「死亡説」。
中には、死亡説を囁かれたアーティストがそれを逆手に取り、「生きてますよコンサートツアー」を催したことさえあると戸井。
小林「たくましい!」
戸井「たくましいよね」
自虐的な宣伝でコンサートを成功させようとする執念を知り、世の中は賢い人の勝ちだな、とつくづく思ったという戸井。
小林「同姓同名の方だったのかな、とも思いましたけど」
戸井「それでも確認するよね?」
サッカー1部リーグの選手だけに、そんなことがあるのかと未だ信じられない様子の戸井。
小林「私だったら大笑いしてしまいそう」
テレビで自分の訃報が流れていたら、悲しむどころか、逆にはしゃいでしまいそう、と想像する二人でした。
(nachtm)
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