愛知県東浦町がフリマアプリに出した岩塩が売れた!購入者はどんな人?
昨年愛知県東浦町が新年度一般会計当初予算案で、不用品をフリマアプリで販売する事業を始めることが盛り込まれました。その不用品で東浦町が最も売却したいと見られたのが、2つ合わせておよそ6トンとされた岩塩でした。この岩塩、昨年4月の出品から1年足らずで買い手が見つかったとのこと。1月30日放送のCBCラジオ『戸井康成の木曜スクラッパー』では、1年前に取り上げたニュースの続報として、戸井康成と小林美鈴が紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く岩塩は700キロ離れた男性の元へ
時事ドットコムの記事によると、この岩塩を購入したのは福岡県に住む男性。岩塩は重さ約3トンと約2.5トンの2つとも売れたとのこと。
男性によれば、購入した岩塩は自身が経営する会社にて展示されるとのことです。
番組では、岩塩の出品について、昨年2月に紹介していました。
戸井「どこよりも早く取り扱ったのは『金曜スクラッパー』時代の我々でしたな」
小林「えっへん!」
戸井「わざわざ私、東浦町の役場まで電話しましたから」
小林「取材したんですよね!珍しい」
リスナーからもこんなコメントが。
「あの岩塩、ついに売れた!嫁ぎ先が決まって、縁もゆかりもない私もうれしいです。九州の地で新たな名物になってくれるといいなと思います」
小林「いや~、いっぱい来ますよ人が」
トラックで12時間。帰りはフェリー。
この岩塩は東浦町が1999年に購入し、文化センターで約20年間展示されていたアメリカ産とドイツ産のもの。
2019年に館内リニューアルに伴って撤去され、所有していても意味のないものになっていました。
昨年4月からメルカリに出品しましたが、なかなか買い手が見つからず、値下げをしたところ、1月21日にようやく購入者が現れ、28日に引き渡されたとのこと。
ちなみに落札価格は、台座を含めて約42万5千円だとか。
小林「なかなかしますね」
戸井「値下げしたとはいえ、やっぱり高額ですね」
また落札した男性は、受け取りの際、友人と8トントラックで12時間かけて自ら走ってきたとのこと。岩塩はクレーンで積み込み、その後フェリーに乗って帰ったそう。
ちなみに、男性が岩塩の存在を知ったのは、今年になって見たネットニュースだとか。
小林「全然関係ないじゃん!スクラッパー(笑)」
戸井「福岡の方だから」
名案は実行に移してこそ?
以前取り上げた際は、岩塩活用のアイディアを出していた戸井。
「B級グルメで町おこし」「美肌効果のある露天風呂」など、何ひとつ活用されていないとボヤきます。
小林「たくさんアイディアを出したのに…私たちも実行に移さないと!」
東浦町から8トントラックなしで運ぶとなると、丸太の上に乗せて転がして、CBCCにたどり着く頃には10キロの岩にすり減っていただろう、と戸井。
この岩塩がどう展示されるのか、今後の動向を見守っていきたいと締めました。
(nachtm)