マヂラブと最後の思い出作り! 今春で閉校の愛知県豊田市『南山国際高校』でまさに国際色豊かな生徒たちとふれあう!
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、愛知県豊田市にある『南山国際高校』です。
実は、この3月で閉校となるこの高校。「生徒は世界各国で生活した子ばかりです。この素敵な学校が無くなるのは残念ですが、僕たちは明るく楽しく卒業までの日々を過ごしています。最後の思い出作りのためにも、ぜひマヂラブさんに来ていただきたいです」といったメールが3年生の男子生徒から届き、その思いに応えるべく、向かいました。
帰国子女や外国人生徒を主に受け入れてきた『南山国際高校』。年に4回の編入学試験があるなど、帰国生にとっては貴重な学校です。
メールをくれた浅井くんは、両親の仕事の関係でアメリカに7年住み、高校2年の時、南山国際高校に入学。クラスの皆さんも同じような環境の生徒が多いとか。
この日、集まってくれたのは、3年生のうちの19名。小3からベルギーに住み、高3でこの高校に入学した女子生徒や、小4からポーランド、その後メキシコと、高1まで海外で過ごした双子の姉妹などです。
また、中高一貫のこの学校に中1から在籍の生徒ももちろんいて、「ありのままを受け入れることの大切さを学べた」と語った女子生徒が、「マヂカルラブリーさんのネタを英訳しました」と二人に手渡してくれました。「外国に営業に行った時にこれでやればいいんだもんね」とありがたく受け取ったマヂラブ。この生徒は、なんと英検1級を小6で取得。先生も持っていないという難しい英検1級を、この日いた19人中5人が取得していることにもマヂラブは驚きました。
そして、話題は学校の思い出の場所について。バスケットボール部だったという男子生徒は「部室」で、この生徒が部員1人になっても先生がワンツーマンで最後まで指導してくれた思い出を語ってくれました。
また、ダンス部でパフォーマンスした「講堂」が思い出の場所という生徒も。
席数はおよそ800席、入学式や卒業式、文化祭などの行事に使われたため、思い入れのある生徒も多い講堂。格式ある立派な造りにマヂラブもびっくりです。
ここで、ダンス部の3人に最後の踊りを見せてもらいました。
閉校の日が近づく中、皆さんの思いを聞くと、「閉校は入学前から分かっていたが、改めてその時間が近づくにつれ、悲しく寂しい」「外国から帰国した生徒の受け皿となっている学校だったので、なくなるのは名残惜しい」という声がありました。
まもなく卒業する彼らたちに、マヂラブの二人からそれぞれ言葉を贈ります。
出身高校が閉校している村上は「色んな友達と色んな場所で写真を撮ってください」と、たくさんの思い出を残すことを伝えました。
そして、野田は「学校はなくなっても、友情は消えないから!」と叫びました。
後日行われた卒業式では、『南山国際高校』の最後の生徒56人が卒業。
マヂラブと過ごした時間について、「新鮮な楽しい思い出になりました」「初めて芸人さんに会えて、いい思い出作りをさせてもらえた」と、このコーナー冥利に尽きる言葉をいただきました。