『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。

今回は、愛知県津島市にある『愛知県立津島東高校』です。芸術の秋に相応しく、2つの文系の部活動をリポートしました。

まず、向かったのは、写真甲子園日本一の実績を持つ『写真部』です。
現在は、1～2年生の13人で活動。この日は、腕自慢の4人がマヂラブの二人を迎えてくれました。

写真甲子園で優勝したのは、2014年。全国から選抜された18校が“写真の町”と銘打つ北海道東川町で同一条件のもと写真を撮影し、全国一を目指す大会です。その優勝した写真はモノクロのポートレートで、とても高校生が撮ったとは思えないクオリティ。では、現役部員の腕前はどうか？自慢の写真を見せてもらうと、朝の風景あり、動物の表情ありと、それぞれの個性が感じられました。

そして、活動拠点の部室も訪問。学校行事の記録撮影も任されている写真部は、部室で加工や印刷を行っています。この機会にマヂラブの二人は、“秋”をテーマに写真に挑戦！　どちらがよい写真が撮れるか勝負です。村上は、風景で秋探し。おすすめの場所を教えてもらいます。一方、野田は、部員を被写体にポートレートに挑戦です。「目線はちょっと斜めね」などと、写真ど素人なのにポーズや表情のリクエストをして撮影。さらには自分でモデルも務めるという、はしゃぎぶりです。

そして、いざ勝負！　複数ある中で村上が選んだ1枚は『残夏』とタイトルを付けた、しおれた花と柄が折れたうちわを切り撮った写真。野田は、黒板に書かれた相合傘を消す部員を撮った『恋する秋』です。写真部の顧問の先生による判定は…、野田の勝利！　評価のポイントは「あえてカメラ目線じゃないところ」ということでした

続いて、おじゃましたのは、創部35年、琴を奏でる部活動の『筝曲部』です。
マヂラブの二人を“崖の上のポニョ”の演奏で迎えてくれました。現在、部員は8人。珍しい部活とあって、地元のお祭りでも演奏するとか。ちなみに、男子部員も募集していますが、なかなか入部はないそうです。

13の弦を操る『琴』。マヂラブも挑戦することに。指先にはめる“琴爪”をつけ、弦のはじき方など基本を教えてもらいます。

楽譜は漢数字で縦書きされたもので、その数字は弦の番号。弦の脇に「数字、書いといてくれないかな」と愚痴をこぼしながら二人がはじいてみると、何となく弾けている感じ。そして30分、琴の入門曲“さくらさくら”を練習して、部員の皆さんと合奏をしました。村上はミスを笑ってごまかし、野田は「ノーミスだった」と自画自賛。琴と写真、体験を楽しんだ今回の訪問でした。