穴だらけの壁が大変身!簡単&格安の壁紙張替えテク
毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。
毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が皆さんのお悩みをサポートしています。
今回は、中1・小5・小3の息子さんをお持ちのお母さん・Tさんから切実な悩みが寄せられました。
「昨年3月からの臨時休校期間中、子どもたちが家の壁に落書きをしたり穴をあけたりしてしまいました。助けてください!」
Tさん宅にお邪魔した平松くん。壁に空いた穴を見て「想像の5倍でかい!」と驚きます。この大きな穴以外にも幾つもの穴や落書きがあって壁はボロボロ…。
Tさんの希望は、
「穴がわからない様にふさいでほしい」「今後子どもが壁を傷つけない様にしてほしい」の2点。
そこで、輸入壁紙を専門で扱うDIYショップ愛知県大治町【WallBe】の店長・木本由希乃さんを助っ人に迎え、壁の補修をしていきます。
「ひどいですね…」壁の穴を見てそう呟く木本さん。
「本格的な修理は子どもが大きくなってからにしたい」というTさんの要望もあり、今回は応急処置として、板で穴をふさぎ、窓より下の部分に壁紙を貼り仕上げていきます。
これ以上壁を傷つけないためにも、子どもたち3人に作業してもらい、お母さんのTさんには別室で待機してもらいます。
それでは作業開始!
1.壁の穴をふさぐ
壁に空いた大きな穴に、強力な両面テープで鉄製の薄い板をピッタリつけてふさぎます。
2.床に養生を敷く
床が汚れないように養生を敷いていきます。
3.コンセントカバーを外す
壁紙を細部までキレイに貼るため、コンセントカバーを外します。カバーの下の部分にマイナスドライバーのようなものをグッと入れると簡単に外すことができますよ。
4.コンセント口をテープでふさぐ
このあと壁にノリを塗るので、コンセントの口にノリが入らないよう、コンセント口をテープでふさぎます。
5.壁にノリを塗る
今回使うノリは、簡単に剥がせて跡も残らないもの。3日~1週間は乾かないので、もし失敗しても大丈夫。
ノリを壁にうまく塗る方法
・ローラーは細かく動かすとムラなくキレイに
・隅や細かい部分はハケを使用
・ノリをたっぷりつける
6.壁紙を貼る
右利きの人は、最後の部分をカットしやすくするため左側から貼っていきましょう。ロール状になった壁紙を床に置き、上に伸ばします。実際の長さよりも大きめにカットするのがポイント。
7.壁紙の空気を抜く
壁紙を壁にくっつけたら、ローラーを真ん中から上に向けて、また真ん中から下に向けて滑らせて空気を抜いていきます。
8.余分な部分をカットする
大きめにカットしているので余分な部分が出ます。ヘラで縁をクセ付けしてからカッターで丁寧にカットします。
9.柄合わせをして貼り進める
壁紙の柄を合わせながら、右へ右へと壁紙を貼っていきます。
10.コンセント部分を貼る
コンセント部分は指先の感覚で慎重に確かめながらカットし、最後にコンセントカバーをはめます。
キレイに貼るコツは、丁寧にゆっくりやること。
普段はケンカばかりだという3兄弟ですが、今回はお互いにフォローし合いながら貼り替えることができました。
最後にもうひと工夫。
3兄弟がそれぞれ2枚ずつ写真を選び、貼り替えた壁紙の上に計6枚の家族写真を貼ることに。これでより愛着がわき、大切にしてくれることでしょう。
3人で力を合わせて修復した壁をTさんに見てもらうと…「どこに穴があったの?!」と驚きと喜びの表情。そんなお母さんを見て、3兄弟も照れながらも満足そうです。
作業時間2時間。貼るための道具と材料費を合わせて約12,012円で大変身!今回のお助けも大成功です!!
(2021年1月20日放送「チャント!」より)