パンマスター直伝！異業種だから美味しいトレンドパン

2020/09/29 19:00

チャント！

教えマスター

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毎週月～金曜日の夕方、CBCテレビで放送している情報番組【チャント！】。火曜日の人気コーナー『教えマスター』では、様々なジャンルの達人（マスター）から教えを請い、使える＆役立つ情報をお届けしています。

今回注目するのは「異業種だから美味しいトレンドパン」。全国3，000軒以上のパン屋さんを食べ歩き、「パンマルシェ」のプロデューサーとしても活躍する石臥博代(いしぶしひろよ)さんに、ガンバレルーヤの2人が教わります。

石臥マスター：最近、サッカー選手や新聞屋さんなど色々な業種がパン業界に参入しています。
高級食パンのほとんどは異業種からの参入ですし、和菓子屋さんならあんこ、惣菜店さんなら味噌や醤油を使うなどパン屋さんが考えられないようなパンを作るのが得意なんです。

よしこ：そういえば、私がよく行くフェイシャルマッサージの人、いつも手からおかずパンの匂いがします。

石臥マスター：もしかしてパン屋さんやってません？！

＜パンマスターの教え＞フルーツサンドは断面を観察すべし！

石臥マスター：1軒目は、日進市のパスタ屋さん【Pastaクオーレ】。コロナ禍での営業が厳しいことから、ある名物をテイクアウトできるパンにしました。

お店の方：うちはパフェを目当てに並ばれる方も多いですが、人気のフルーツパフェはアイスクリームを使っていてテイクアウトできないので、フルーツサンドにしました。

よしこ：パフェって女子はみんな好きよねー！

石臥マスター：この時期しかない旬のフルーツを使う『シャインマスカットのパフェ』（2，178円）や『栗パフェ』（1，958円）が人気です。そんなパフェをテイクアウトできるように開発したのが、至高のフルーツサンドです。

お店の方：『シャインマスカット』（842円）と『栗』（842円）のフルーツサンドです。

石臥マスター：まずは断面を見てください。そのお店が「見た目」なのか「具材」なのか、どこにこだわっているのかが分かります。このお店のこだわりは各フルーツサンドの味が違うこと。フルーツの種類が変わっても同じパンとクリームを使うのが普通ですが、こちらではフルーツごとに合うクリームを開発されています。

よしこ：同じフルーツサンドのくくりでも皆が畑違い。3種類あったら「ディズニー」「ジブリ」「Vシネマ」みたいな？

お店の方：例えば、シャインマスカットにはマスカルポーネのムース、イチジクには桃のムースを使っています。

石臥マスター：中でもオススメは栗。栗にモンブランクリームとビターチョコムースを合わせています。

まひる：これもうパフェですね。いろんな味が混ざって。

石臥マスター：イタリアンのレストランですから、やはり一皿のお料理ですね。フルーツサンドは、水曜日と土曜日のみの販売です。

石臥マスター：続いては、名古屋の超有名プリン店の高級生食パンです。みなさんご存知【Pastel（パステル）】。『なめらかプリン』は、1993年の発売以来およそ1億個を売り上げる東海地方のソウルフード。そのパステルが、今年3月イオンモール大高店の中にオープンさせたのが【だってプリンがすきなんだもん。】です。

お店の方：パステルといえば『なめらかプリン』なので、【だってプリンがすきなんだもん。】という店名にさせて頂きました。

石臥マスター：『まるごとプリン生食パンと季節のスープ』（1，208円）は、パステルだからこそ作れる高級生食パンが主役。卵をふんだんに使用したマドレーヌ生地と、マスカルポーネとはちみつを使って上品な甘さに仕上げたパン生地を合わせた生食パン。このパンがどーんと乗って、パンに合うスープやサラダを合わせた大人気プレートです。

よしこ：パンがふわふわで美味しい！茶色のカラメル部分は甘くて…。プリン感というより、食パンとしてちゃんと美味しい。

石臥マスター：もっとプリン感を楽しみたい方は、パンに合うよう独自開発された『パンにぬる塩キャラメルプリン』（518円）がおススメですよ。

石臥マスター：次は今年5月、名古屋市中川区にオープンした【maison du miel（メゾン・デュ・ミエル）】。白桃のコンポートをたっぷり使った『桃のヴェリーヌ』（税別580円）や、フランス産クリームチーズで濃厚に仕上げた『スフレ・フロマージュ』（税別500円）など、こだわり抜いた素材を使ったケーキやスイーツが人気です。オーナーは名古屋の超名店でパティシエとして13年修行された方で、パン作りも勉強していたことから、『八熊食パン』（税別330円）など素材にこだわったパンにも力を入れていらっしゃいます。