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番組出演をきっかけに色々なことが…県立岐阜商業高校で出会った“女子高生CEO”と“女子高生シンガー”のイマ!

番組出演をきっかけに色々なことが…県立岐阜商業高校で出会った“女子高生CEO”と“女子高生シンガー”のイマ!

 高橋尚子さんの母校としても知られる県立岐阜商業高校。

 日本で唯一、生徒自身が株主となり株式会社GIFUSHOを運営している学校で、商品の開発・デザイン・販売などを行い、これまでの売上は8200万円以上あります。

 約10カ月前、番組の取材でこの学校を訪れていたお笑いトリオ・パンサーの向井慧さん。かつてCEOだった3年生の亀淵明里さんは、卒業後何をしているのか…。3月24日、再び会いに“向かい”ました。

亀淵さん:
「お久しぶりです。元CEOの亀淵です(笑)」

パンサー向井さん:
「そうか、卒業したら『元』になるのか。今は何をしてるの?」

亀淵さん:
「4月1日から事務職員として就職します。岐阜県内です」

 県岐商と言えばこの春出場が決まっていた選抜高校野球が新型コロナの影響で中止に…。

亀淵さん:
「私が在校している時に甲子園に行けたことが無くて、『後輩たちが行ける!』ってなって私も嬉しかったんですけど…」

 実は、株式会社GIFUSHOを運営している部活の『LOB部』でも6月までのイベントが全て中止に。今は販売する機会が無い状態だそうです。

 そして向井さんには、前回の取材の際に出会った“気になる生徒”が…。

パンサー向井さん:
「めっちゃ歌うまい子、いたよね!」

 当時3年生だった吉田夏葵さん。教室で、自ら作詞・作曲した歌をギター1本で歌い上げ、中には感動のあまり涙する同級生もいました。

 亀淵さんの案内で、吉田さんの自宅へ向かった向井さん。彼女とも約10カ月ぶりの再会を果たしましたが、前回の番組出演をきっかけに色々なことが起きたそうで…。

吉田さん:
「放送後に、ショッピングモールでステージの時間をもらったり、地域のフェスにも出させてもらったりしました。あと俳優の間宮祥太朗さんが見て下さっていて、ツイッターで私らしき人のことが書かれていて、『私ですか?』って送ったら、ご本人から『そうです』と(笑)」

<間宮祥太朗さんの実際のツイート内容>
「これだ、この人。なんとなく流してたテレビで惹かれた歌声もメロディもいいけど、歌詞もいいんだね。名乗り出てくれてありがとう。聞いたよ」

パンサー向井さん:
「俺、会ったこともないよ。うらやましい~(笑)」

 そんな吉田さんは、この春から立教大学に進学。

吉田さん:
「音楽の活動をしていく中で、色んな音楽関係の方から『東京に行った方が、出会いがある』とか『ステージの数も多い』と聞いて、東京に行かなきゃって思いました」

 以前、高校卒業までに「小説1冊とアルバム1枚を出したい」と夢を語っていた吉田さん、向井さんに1冊の本を手渡しました。

表紙には「また明日会いましょう。 吉田夏葵」の文字が…。

パンサー向井さん:
「うわっ!すごいね、こんな本を自分で」

吉田さん:
「短編集なんですけど、青春の記録みたいな。私の高校3年間をまとめたものもあります」

 また、曲のほうも20曲ほどが完成。そのうちの1曲「小さな花」を披露してもらうと…。

パンサー向井さん:
「めちゃくちゃいいんだけど……。すごいね!やっぱり。改めて思う。おじさん、下っ腹にグッと力入れなかったら泣いてた」

 前回の出演後、大手や老舗のレコード会社の担当者と話をする機会もあり、「ビックリした」と明かした吉田さん。

 パンサー向井さんが学校で出会った高校生たちは、卒業後自らの夢に“向かい”、確かな歩みを進めていたのでした。

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