整理整頓ができない!感動の収納術でお悩み解決、簡単キレイなお部屋キープ!
「収納や片付けのコツを教えてほしい」ボイメン平松賢人がお悩みをサポート
毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。
今回のご依頼人は、現在8カ月のお子さんのママFさん。新築のマイホームに入居して1カ月半が経ちますが、赤ちゃんがいることもあって片付けが進まないそう。収納方法もわからず、部屋がすぐに散らかってしまうため「収納や片付けのコツを教えてほしい」のだとか。
Fさん邸を訪ねた平松くん。「新しいお宅で玄関もキレイですね~」と言いつつリビングに進むと…
ソファーには服が積まれ、テーブルには薬などが置きっぱなし。
また、リビングの隣にある部屋は足の踏み場がないほど荷物が散乱しています。この部屋には収納スペースがあるにも関わらずほとんど使われていないのです。
どうして収納を利用しないのか尋ねると、「何を入れたらいいのかわからない」とFさん。
2階の寝室にはウォークインクローゼットがありますが、デッドスペースが多く、購入した収納ボックスも上手く活用できていません。
そこで今回は、整理収納アドバイザーの小川奈々さんを助っ人に迎え、簡単な収納術を教えていただきます。
小川式 整理収納術 1.仕分け
小川さんによると、Fさん宅の問題点は1階と2階で使用する物が分けられていないこと。そこで物置部屋のようになってしまっている1階の物を、「1階で必ず使いたい物」と「あまり使っていない物」の2つに仕分けします。
仕分けに大切なのは、普段の生活スタイルを崩さないこと。普段着や子供服、旦那様の仕事着は1階に。オフシーズンの服や布団など普段使用しない物はまとめて2階に運びます。
小川式 整理収納術 2.収納
収納ボックスは「こういう物をこういう風に取り出したい、というイメージが固まってから購入するのがベスト」だそう。
無計画に購入してしまったFさん宅の収納ボックスは大きさやデザインがバラバラですが、今回は、統一感のあるデザインの収納ボックスを1階に集めて使用します。
洋服の整理収納は次のようなことに気をつけるのがコツ。
・畳んだ時に「輪」が手前にくるように置くとキレイ
・幅を揃えると重ねやすい
・靴下は重ねてつま先を足首に入れるとコンパクトに
・服や靴下は立てて収納すると選びやすく取り出しやすい
・薄い色を手前、濃い色を奥に収納するとキレイに見える
・よく使うものは収納のアクション数を減らす
・大きさの違う棚(収納ボックス)は右肩上がりに並べるとオシャレに見える
上手な収納を考える際、重要なポイントとなってくるのが、「アクション数」というワード。
アクション数とは、(1)扉を開けて(2)引き出しを開けるのを“2アクション”と数えます。これを思い切って引き出しに入れずに扉を開けるだけの“1アクション”にすることで、面倒臭さが減って散らかりにくくなるそう。
さらに、Fさん宅のリビング収納はデッドスペースだらけ。せっかくのスペースが有効活用できていませんでした。
そこで、使っていなかった椅子を収納スペースに入れ、取り出しやすい高さとなる座面の上によく使うオムツなどを置き、椅子の下には重たくて使用頻度の低いものを置きます。そうすることで、椅子も収納しながら「コの字ラック」として荷物を収納可能。スッキリ綺麗に取り出しやすくなりました。
小川式 整理収納術 3.グルーピング
Fさん宅の衣類棚にはなぜかペン立てが…。小川さん曰く、収納に大切なのは『グルーピング』。例えばペン立てなら書類と一緒に置く、子供のおもちゃとマタニティグッズを一緒にするなど。こうすることで生活動線がグッと快適になります。
続いてはキッチンスペース。
Fさん宅のキッチンには十分な収納スペースがありますが、引き出しを開けるとゴチャゴチャしていたり、スカスカだったり、使っていない物が取り出しやすい場所に入っていたりと、せっかくの充実した収納が上手く活用できていません。
まず、使用頻度の少ないものは上段に収納。そして、グルーピングを意識して使いやすい場所に取り出しやすく置くことが大切です。例えば、調味料はガスコンロのすぐ近くに置くことで調理がしやすくなります。
また、Fさん宅はゴミ箱を入れる棚があるにも関わらず、そのスペースとサイズの合わないごみ箱を購入してしまったためゴミ箱は出しっぱなし状態。
そこで小川さんから、新しく購入せずに今ある物を活用する提案が。段ボールに入ったまま買い置きして積み上げられていたお水を段ボールから取り出して棚に入れ、空いた段ボールにゴミ袋をかければスペースにピッタリのゴミ箱に。しかも段ボールが空いたおかげで、サイズが合わず行き場を失っていたゴミ箱を置くスペースも確保できました。
こうして作業すること4時間。
リビング、キッチン、そして物置になっていた部屋がとてもキレイになり、「自信を持って友達が呼べます!」とFさんも大喜び。
今回もお助け大成功となりました。